藤原 浩氏
(副社長執行役員 COO)
平川雅之氏
((株)フリール代表取締役社長)
高瀬英知氏
(マーケティング本部 MRマーケティング部長)
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(株)フィリップスエレクトロニクスジャパンは4月21日(月),本社(東京・港区)において,1.5T MRI「Intera 1.5T」を搭載した米国のOshkosh Specialty Vehicle社製トレーラーの国内初導入を報告するプレス発表会と見学会を開催した。同社は昨年,(株)フリールから1.5T MRI搭載トレーラーを3台受注し,そのうちの1台を今回納入した。
はじめに,ヘルスケア事業部副社長執行役員COOの藤原 浩氏が挨拶に立ち,フィリップスの事業と戦略を概説した上で,トレーラーの提供により,さらに地域医療に貢献していきたいと述べた。フリール代表取締役社長の平川雅之氏は, 300床以上を持つ病院の約13%が1か月以上のMRI検査待ちがある現状を説明。MRI搭載車を貸し出すメディカルモバイルサービスの重要性を強調した。また,トレーラーの特徴を説明したヘルスケア事業部マーケティング本部MRマーケティング部長の高瀬英知氏は,道路交通法の定める重量を実現した要因の1つとして,フィリップスの1.5T超電導磁石が2.9tと軽量であることを挙げた。このほか,トレーラー内部に磁気シールドを施しており, 5ガウスの漏洩磁場が外部に及ばない安全性の高い構造などを説明した。
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トレーラー(左)と「Intera 1.5T」(右) |
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