平成18年度 診療報酬改定に対するアンケート調査報告 コメント
インナービジョン6月号(21巻6号)より抜粋
【Q2】画像診断に関係する改定で,大きな変化があった項目について個々にお答えください。 |
G.FDG-PETの適応拡大 (食道癌,子宮癌,卵巣癌追加)
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300床未満 |
300床以上 |
(1)評価する |
6名 |
26名 |
(2)評価しない |
1名 |
0名 |
(3)どちらとも言えない |
1名 |
3名 |
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【コメント】
300床未満
(1)評価する
・保険適応の拡大は,今更と言う感じです。 (76床,診療放射線技師)
・需要が上がり,紹介元が増えた (無床,診療放射線技師)
(2)評価しない
・悪性疾患には無条件で適応することにして欲しい。 (無床,医師,消化器外科)
300床以上
(1)評価する
・臨床的有効性の高い領域が認められている。 (956床,医師,核医学診療科)
・現状追認の適応拡大で評価 (620床,診療放射線技師)
・他の部位が認可されているので,そん色ないのであれば,拡大はよいと思う。 (1100床,放射線科医)
・有効であるので,当然… (約1000床,放射線技師)
・必要と思われるので (300床,放射線科医)
・鑑別診断でなく存在診断としてもう少し評価するためまだ拡大しても良いと思う
(800床,放射線科医)
・元々の適応が狭すぎたように思う。 (343床,診療放射線技師)
・当然 (381床,診療放射線技師)
・今後さらにPETの適応を増やすことによってのみPETの医療経済効果が得られるのでわずかではあるが前進 (1200床,放射線科医)
・適応拡大は歓迎です。デリバリーでの採算性を見ないと評価できない。
(824床,診療放射線技師)
・実際には臨床応用されているので,追認ということ。
(1000床,放射線科医)
・疾患によって有用性が確認されたならば,適応は拡大すべきである。
(804床,放射線科医)
・エビデンスの確立された内容については適応拡大が図られるべきである。
(616床,診療放射線技師)
・大幅減額になっている。 (500床,放射線科医)
・患者さんの自費で,実際に行っていたから(700床,放射線科医)
・診療適応範囲が拡大されたから (600床,診療放射線技師)
・安易に拡大するのは,まだ問題がある。随時変更すべき。(1000床以上,診療放射線技師)
・胆道がんもデリバリーで肝メタ除外はひどい。 (500床,放射線科医)
・当然である。 (616床,診療放射線技師,医療情報技師)
(3)どちらとも言えない
・現時点では少し早い気がする。もう少し多くの症例数を集めてから行う必要性があると思われる。 (500床,診療放射線技師)
・PETの有用性に疑問があるのでよくわからない。
(1200床,診療放射線技師)
・施設運用をしていないので,応えられない。 (300床,診療放射線技師)
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