ホーム inNavi Suite シーメンス・ジャパン Technical Note 高精細な骨シンチSPECTと同じ断面のCTの並列画像診断を実現する臨床用マルチスライスCT搭載型SPECT・CT装置TruePoint Symbia Tシリーズ
2008年8月号
特 集−Women's Imaging 2008−Vol. 3 Breast Imaging
● CT減弱補正・散乱補正・コリメータ開口補正によるSPECTの高画質化 非常に高精度な位置合わせが可能なX線CT画像に加え,散乱補正とコリメータ開口補正を3D-OSEM画像再構成内で処理することにより,従来に比べ格段にSPECTの画質を向上しました。従来では見えにくかったRI集積を,より高コントラストで描出することができます。 ● 診断用マルチスライスCTとの重ね合わせによる診断能向上 骨シンチ画像等で,放射性医薬品の集積が転移なのか炎症によるものかの判断はSPECT画像からだけでは難しく,一般にCT検査の画像を診断に併用します。しかし,本装置ではSPECT画像と同一断面の診断用CT画像が高い位置精度で撮影できるため,SPECT画像とCT画像のシナジー効果により,診断能を向上させ,確定診断までを短時間化することが可能です。 |
TruePoint Symbia Tx |
● 検査ワークフローの改善 乳がんなどのフォローアップで骨シンチ検査を行う場合,同日にCT検査も行うケースが非常に多いですが,このSymbia Tシリーズでは,これを一度で撮影することが可能です。 |
SPECT・CTで描出できた症例 |