フィリップスエレクトロニクスジャパン

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Technical Note

2008年2月号
Cardiac Imaging最前線−循環器画像診断の到達点

Angio−インターベンション支援循環器系X線診断装置「Allura Xper FD10」シリーズ

インターベンション対応X線診断装置には,画質や操作性の向上,さらには治療を支援する高度な機能も求められます。以下に,Allura Xper FD10シリーズ(図1)におけるフィリップス独自の支援ツールを紹介します。

●Xper

X線診断装置を術者や手技ごとにカスタマイズできる機能です。透視・撮影条件や画像処理,オートポジションから画像転送先まで目的別に登録できるため,常に最適な状態で装置を使用し,効率良く検査・治療を進めることができます。

●Xres

1枚の画像の中で行われるリアルタイム画像処理技術です。自然な形で血管などの視認性を高め,動きの激しい部位でも鮮明な動画像を提供します。画質の向上から被ばくの低減にも貢献します。

●StentBoost(図2)

心臓領域に留置されたステントを,あたかも静止しているかのように描出する画期的な技術です。撮影後わずか数秒で視認性の向上したステント画像が,検査室内のモニタに表示されます。ステント拡張後の確認はもちろん,造影画像とのサブトラクション処理を行うことで,血管との位置関係の把握も容易になりました。

薬事販売名:インテグリス アルーラ フラットディテクター
医療機器認証番号:21500BZY00208000
特定保守管理医療機器/設置管理医療機器

図1 Allura Xper FD10/10
図1 Allura Xper FD10/10

図2 StentBoost画像
図2 StentBoost画像



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