｢BrightView｣は角度可変型の大型視野検出器を搭載したSPECT装置です。検出器は，対向180°および90°L型配置により，高い検査能力と汎用性を持ち合わせており，最高レベルの基本性能を誇ります。

● 同時収集Concurrent Imaging
マトリックス，拡大率，収集時間，エネルギーウィンドなどを複数設定し，最大15個のプロトコルを同時に収集することができます。1回で多くの診断情報を得られ，また追加検査を少なくし，被検者の負担を軽減します。

●画像再構成アルゴリズムAstonish
独自の分解能補正アルゴリズムを通して，PETに迫る分解能を実現します。従来の逐次近似法にないマッチドフィルターリングにより，ノイズを低減し，乳がんによる骨転移なども正確に抽出できます。コリメータ開口径補正（分解能補正）のみならず，散乱線補正，減弱補正にも対応することが可能です。
“Astonish”は，SPECT，プラナー双方に適応することができます。

● 自動画像重ね合わせ
DICOMフォーマットのCTやMRIなどの画像の取り込み，RI画像と自動重ね合わせや表示を行うマルチモダリティ画像診断ソフトウェアです。SPECTの代謝情報とCTやMRIの形態情報を統合することにより，病変部位のより正確な位置の特定が可能となり総合的な診断ができます。

● 自動近接機構BodyGuard
独自の非接触センサー技術により被検者を感知し，自動で最適な近接距離を感知，最適な近接距離を保ちます。さらに，被検者と検出器間の距離は10〜70mmまで任意に設定することができます。