GEヘルスケア・ジャパン

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Technical Note

2009年8月号
究極のデジタルマンモグラフィに向けて−最新技術解説

PACS−新世代医療画像情報システム「Centricity PACS」

「Centricity PACS」は,GEがいままで培った画像診断機器や画像解析の最先端技術を結集した新世代の医療画像情報システムで,世界中の多くの医療施設においてモニタ画像診断をサポートしています。


●超高速画像表示−過去画像比較も簡単

Centricity PACSは,デジタルマンモグラフィはもちろんのこと,CT,MRI,超音波などのマルチモダリティに対応しており,あらゆる画像を超高速に表示可能です。また,術前・術後の比較やフォローアップの際に必要な過去画像の比較も簡単に行えます。

●3D解析にも対応AW Suite

Centricity PACSの読影ワークステーション「Centricity RA1000」では,“AW Suite”により,MRIやMDCTで得られたデータから3Dボリュームレンダリングをはじめとする三次元表示・解析が行えます。これにより,乳房温存療法のための術前情報として,乳房内病巣の大きさや三次元的な広がりを把握することができます。


●デジタルマンモグラフィのモニタ診断を強力にサポートするMammo Workflow

デジタルマンモグラフィのモニタ画像診断のさらなる効率化をめざして開発された“Mammo Workflow”は,Centricity RA1000に搭載可能です。5MPの高精細モニタとの組み合わせにより,マンモグラフィ専用読影ワークステーションに迫る読影環境を実現します。CC,MLO方向の自動ミラー表示や左右の対称部分を同時に拡大表示することも可能で,左右比較を基本とした乳房診断には非常に有用な機能です。
これらの機能により,デジタルマンモグラフィの画像診断時間の短縮や診断精度の向上が期待されます。
また,GEのデジタルマンモグラフィ装置「Senographeシリーズ」とCAD(Computer Aided Detection)を組み合わせて使用することで,Centricity RA1000上でCADのマーカーの表示が可能になります。マンモグラフィ専用ワークステーションのみならず,読影用ワークステーションにおいてもCADを活用していただくことでさらなる効率化が期待できます。

Centricity RA1000のMammo Workflow
Centricity RA1000のMammo Workflow


【問い合わせ先】 ヘルスケアIT事業部  TEL 0120-202-021