ホーム Spring of 2011—モダリティWeb展示会 2011年新製品発表ジェイマックシステム
ジェイマックシステム
「One step ahead. 〜一歩その先へ〜」
フィルムレス時代の統合型PACSソリューション
統合型画像診断部門システム 「XTREK」シリーズ
「One step ahead」というコンセプトで,フィルムレス運用のために設計・開発された統合型画像診断部門システムXTREKシリーズ(図1)。リリース以来,ユーザーから高い評価をいただいています。自由度の高いGUIと多彩な機能を搭載した読影用画像ワークステーション「XTREK VIEW」,MWM機能と検査予約登録機能を搭載した標準タイプの「XTREK SE(Standard Edition)」,レポートシステムがプラスされた「XTREK RE (Report Edition)」,さらに「MIP/MPR」「FUSION」「Fat Checker」等のオプションも充実。その他ラインナップとして,マンモグラフィ専用画像ワークステーション「XTREK MAMMO」,データの真正性を確保する検像システム「XTREK QA」もご用意しています。
図1 統合型画像診断部門システム「XTREKシリーズ」
検査機器の高度化と情報のデジタル化は,医療の進歩と引き換えに,膨大な画像情報の発生という問題を招いています。画像診断の現場においては,高画質な画像をスピーディに表示し,必要な情報をどこの端末でも入手できることが求められています。そこで新バージョンのXTREK VIEW(今夏リリース予定)では,画像表示スピードの改善に注力,画像品質を落とさず,大量の画像データをストレスなく,超高速に表示するよう大幅な改良を加え,旧バージョンとの比較では,2000枚のCT画像で約3倍,8000枚で約4.7倍の高速化を達成しました。また,実際の現場ニーズから生まれた読影効率を向上させる機能を多数搭載しています。
日本語表示コマンドパネル
わかりにくいアイコンのツールバーではなく,文字ボタンの日本語表示コマンドパネルを採用。ボタンは色,表示文字列,レイアウトなどを自由に設定可能。また,モダリティごとの設定も可能です。
ポップアップメニュー
マウスの右クリックで表示されるポップアップメニューも自由に設定可能。メニューの内容もモダリティごとに設定可能です。
ショートカットキー
通常のショートカットキー割当はもちろん,2つのキーを使用した複合キーのショートカットキーの設定も可能です。
検査履歴の一覧表示
過去履歴が多い患者さんの場合,サムネイル画像が小さいスペースで見にくいことがあります。検査履歴表示は,シリーズごとのサムネイルを含めて大きく一覧表示。また,モダリティ種類等による検査履歴のフィルタリングも可能です。
プレビューウィンドウ
サムネイルのダブルクリックで表示されるプレビューウィンドウを使用することで,すぐに画像を確認可能。WW/WLの変更も行えます。
シャーカステンウィンドウ
見たいシリーズ画像のレイアウトは,マウス移動が多く面倒なことがあります。シャーカステンウィンドウは,マウス移動を最小限に抑えた画像レイアウトが可能です。
PDFやPowerPoint,JPEGなどの画像ファイルを画像表示ウィンドウにドラッグアンドドロップすることで,これらのファイルを表示させることが可能です。また,表示している検査の新規シリーズとしてインポートすることが可能,DICOM形式に変換/保存されますので,さまざまなデータを取り込むことが可能です。
XTREK QA(図2)は,フィルムレス運用におけるデータの真正性・見読性を提供し,診断効率の向上を図る検像システムです。業務支援システムとして使いやすさを追求すべく,現場の診療放射線技師の方々から徹底的なヒアリングを行い,機能に反映させています。システム構成は,スタンドアローン型,サーバ/クライアント型(リッチクライアント)と運用に合わせた柔軟な選択が可能。またオーダリングシステム,放射線情報システム(RIS),MWM等との連携により,自動的にオーダ情報と照合,検像操作を省力化することができます。
MWMの情報をもとに,オーダ情報と画像情報の照合,修正,任意のDICOMタグの編集(追加,修正,削除)が可能です。複数のDICOMタグに対する修正値をプリセットとして登録することもできます。
検査/シリーズ/イメージのレベルでの分割(スプリット),統合(マージ)が可能です。また,シリーズ/イメージレベルでの画像の並び順変更,イメージ番号の振り直しも可能です。
操作を行う権限を「通常ユーザー」「管理者」等のレベルで設定できます。また,検像時の操作ログとして,いつ,誰が,どのような操作を行ったのかを確認できるログ保存機能を搭載しています。
XTREK MAMMO(図3)は,マンモグラフィの画像診断専用に開発された画像ワークステーションです。スムーズな診断を可能にするホイールマウス対応の読影レイアウト切り替え,画像情報や各プロトコールの表示輝度登録など,マンモグラフィ読影に必要な機能を多数搭載しています。また,読影レポート支援システムLUCIDとの連動により,シェーマを使ったテンプレートによる所見の入力,マンモグラフィガイドラインに沿ったカテゴリー判定を入力可能です。
診断に必要な読影レイアウトを登録し,読影する順番にマウスホイールでレイアウトを切り替えることが可能。登録レイアウトの並べ替えも,ドラッグのみで可能です。
旧バージョンとの比較では,MLO/CCの左右4枚(9480×7080)の画像表示時間を独自の高速化技術により,約56%の短縮を実現しました。
MLO/CCイメージのシェーマ上で病変部をクリックするだけで必要な所見が入力可能。病変部を入力したシェーマをレポートに貼り,わかりやすい報告書を作成できます。
ACTRIS(図4)は,放射線部門における検査情報や患者情報を一元管理し,検査予約から状況確認,照射録,業務の集計,統計処理などを可能にする放射線部門業務支援システムです。医事会計システムやオーダリングシステム,電子カルテとの連携,複数モダリティからの予約を一元管理することで,業務効率を上げ,入力ミスなどを軽減し,患者サービスの向上に大きく貢献します。
問い合わせ先:
株式会社ジェイマックシステム
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