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国際モダンホスピタルショウ2022が3日間の日程でスタート

2022-7-13

東京ビッグサイトでの開催は3年ぶりとなる国際モダンホスピタルショウ2022が開幕

東京ビッグサイトでの開催は3年ぶりとなる
国際モダンホスピタルショウ2022が開幕

保健・医療・福祉分野の機器やシステム,サービスなどを幅広く展示し,情報交流の場を提供する「国際モダンホスピタルショウ2022」が,2022年7月13日(水)に開幕した。昨2021年は東京オリンピックの関係でパシフィコ横浜を会場に2日間の日程で行われたが,今回は会場を東京ビッグサイト(東京都江東区)に戻し,また,日程もコロナ禍前と同じ3日間で開催される。
テーマには「健康・医療・福祉の未来をひらく〜人と地域でつむぐ命の輝き〜」が掲げられた。会場となる東展示棟2,3ホールと会議棟では,213社(共同出展等含む)が出展し製品やサービスの展示を行うほか,主催者企画やカンファレンス,セミナーが企画されている。展示場は,これからの医療・福祉・介護を支えるゾーンとして「医療情報システム」「医療機器」「健診・健康増進」「看護」「施設環境・運営サポート」「介護・福祉・リハビリ」の6つに加え,「ハピネスライフ」「健康管理・予防医療」「データヘルス改革推進」「介護・福祉・リハビリDX」の4つのコーナーで構成される。また,主催者企画エリアでは,「働く女性応援! POP UPイベント」として日替わりで多彩なイベントが用意されている。セミナーとしては,関心の高まる医療機関におけるサイバー攻撃対策やデータヘルス改革,医療DXをテーマとした主催者セミナーのほか,多くの出展者セミナーが予定されている。
今回も昨年に続き,現地とオンラインのハイブリッドでの開催となる。「ホスピタルショウオンライン」は6月1日(水)〜7月15日(金)の日程で開催中で,7月19日(火)〜31日(日)までアーカイブ配信が行われる。

13日(水)11時からは,主催者である一般社団法人日本病院会の相澤孝夫会長によるオープニングセッション「人生100年を迎える我が国の医療提供体制を考える」が行われた。相澤会長は,人生100年時代(定年延長時代)では,働ける状態を維持する健康寿命の延伸が活力ある社会の実現において重要であると述べた上で,個人に終始一貫した予防・健康事業の必要性や地域の人口構成に合わせた医療圏の抜本的な見直し,75歳以上の医療制度の在り方,地域包括ケア・病病連携の仕組み構築などの課題を挙げ,2040年に向けて今から議論を始めることが必要であると訴えた。
なお,例年,初日に開催している開会式は,感染対策のために昨年に続いて実施が見送られた。

感染対策をとり来場者を迎えた展示会場

感染対策をとり来場者を迎えた展示会場

 

相澤孝夫 会長(日本病院会)

相澤孝夫 会長(日本病院会)

 

オープニングセッションでは相澤会長が講演

オープニングセッションでは相澤会長が講演

 

保健・医療・福祉分野の製品・サービスが一堂に会する

保健・医療・福祉分野の製品・サービスが一堂に会する

 

データヘルス改革やDXなどのコーナーが設けられた主催者企画エリア

データヘルス改革やDXなどのコーナーが設けられた主催者企画エリア

 

国際モダンホスピタルショウ2022取材速報はこちらから

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