2017-7-12
開会式恒例のテープカット
医療分野の展示会としては国内最大級の規模を誇る「国際モダンホスピタルショウ2017」が2017年7月12日(水)に開幕した。東京ビッグサイト(東京都江東区)の東展示棟1・2・3ホール,会議棟を会場に,「健康・医療・福祉の未来をひらく〜健康と地域包括ケアの充実を目指して〜」をテーマに,14日(金)まで3日間の日程で行われる。毎年約8万人が来場する展示会に,今回は344社が出展。展示面積は8300m2に上る。
初日12日9時30分からは恒例の開会式が行われた。主催する日本病院会会長の相澤孝夫氏,日本経営協会理事長の平井充則氏のほか,来賓の厚生労働省大臣官房審議官の椎葉茂樹氏,日本医師会会長の横倉義武氏,日本看護協会常任理事の川本利恵子氏,出展者代表の日本医療機器協会理事長である今村 清氏,ホスピタルショウ委員会委員長の大道 久氏が出席した。超高齢社会において2025年に向けた地域医療構想や地域包括ケアシステムの構築が進められる中,政府はICTを活用した健康寿命の延伸などの施策を強化している。こうした状況の中で,医療情報システムなど出展者が取り扱う製品が,日本の保健医療政策に貢献することが期待される。
展示は,「医療情報システム」「医療連携・セキュリティ」「医用画像・映像ソリューション」「医療機器」「看護」「介護・福祉・リハビリ」「健診・ヘルスケア」「施設環境・アメニティ」の8ゾーンで構成される。また,主催者企画展示として,「VR(Virtual Reality)とMR(Mixed Reality)で広がる医療の未来」と「ヘルスケアから最先端の健康医療立国へ」が用意され,大いに注目を集めそうだ。このほか,「ホスピタルショウ・カンファレンス」「出展者プレゼンテーションセミナー」など定番のプログラムも充実している。
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