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2022-6-3

社員総会の様子

一般社団法人日本画像医療システム工業会（JIRA）は2022年6月2日（木），KKRホテル東京（東京都千代田区）で2022年度定時社員総会を開催した。総会では，2022年度・2023年度の役員改選が行われ，会長には現会長の山本章雄氏〔富士フイルムヘルスケア（株）〕が再任された。また，副会長にはキヤノンメディカルシステムズ（株）の信太泰雄氏，コニカミノルタ（株）の小林一博氏，（株）島津製作所の青山功基氏，（株）三田屋製作所の飯田泰子氏が，常任理事にはシーメンスヘルスケア（株）の森　秀顕氏とエルピクセル（株）の島原佑基氏が選任された。

定時社員総会では，2021年度の事業報告や決算承認に続き，2022年度事業計画および収支予算などが報告された。2022年度のJIRA活動基本方針は，昨年に引き続き「JIRA画像医療システム産業ビジョン2025」にある4つのビジョンの実現をめざして策定され，2022年度のJIRA活動は，ウィズコロナ・ポストコロナにおけるニューノーマルに向け，
（1）DX（Digital Transformation）の拡大
（2）医療従事者の業務効率向上への貢献
（3）感染防止対策の啓発
（4）会員企業の環境変化に伴う共通課題への支援（製品プロモーション，人材育成等）
を重要課題として取り組んでいる。また，事務局の運営方針として，ロシアのウクライナ侵攻や新型コロナウイルス感染症などによる原材料・部材の確保や物流問題など，著しい事業環境変化に伴う共通課題への対応力強化のほか，ニューノーマル時代におけるネット参加型活動のさらなる進化などが示された。

総会に先立ち，活動報告会や弁護士法人GIT法律事務所の西垣建剛氏による特別講演「医療業界におけるデータ保護と社内ホットラインの運用」が行われ，総会後にはJIRA会長表彰の授賞式や懇談会が行われた。JIRA会長表彰では，医療機器産業やJIRAの発展に貢献した個人のほか，薬機法改正対応やAI活用医療機器プログラムの診療報酬上の評価検討ワーキンググループなどの功績が讃えられた。

会長に再任された山本章雄氏

表彰式後には記念撮影が行われた