2012-10-15
受付
2012年10月11日(木)~13日(土)の3日間,ロイトン札幌とニトリ文化ホールを会場に第52回日本核医学会学術総会(会長:玉木長良氏・北海道大学大学院医学研究科病態情報学講座核医学分野)が開催された。なお,この学術総会は第32回日本核医学技術学会総会学術大会(大会長:鈴木幸太郎氏・医療法人社団南樽整形さいとう)との合同開催であり,両学会が合同開催をはじめて今年で5年目となる。
「核医学の新たな挑戦ー個別化医療の推進をめざしてー」をメインテーマに,招待講演10題やシンポジウム6題をはじめ,教育講演,ジョイントプログラムなど数多くの充実したプログラムが組まれた。初日に企画された合同特別講演では,2010年にノーベル化学賞を受賞した鈴木 章氏(北海道同大学名誉教授)が講演した。一般演題は,両学会を併せて600演題を超え,ポスター会場では発表に聞き入る参加者でにぎわった。
ほかにも合同企画として,メーカー共催によるランチョンセミナー13題,Work in Progress,合同薬剤調整セミナー各1題や,最終日午後には市民公開講座「知っておくべき放射線の基礎」が開催された。また機器展示も行われ,25社が出展した。
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次回の第53回日本核医学会学術総会は,2013年11月8日(金)~10日(日)の3日間の日程で,桑原康雄氏(福岡大学病院放射線部第二)を会長に福岡国際会議場で開催される予定である。
●問い合わせ先
第52回日本核医学会学術総会
http://www2.convention.co.jp/52jsnm/
第32回日本核医学技術学会総会学術大会
http://www.jsnmt32.umin.ne.jp/
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