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RSNA2020 フィリップス AI技術を応用した解析アプリケーションを実装した「IntelliSpace Portal 12」を発表

2021-1-22

Philipsブース

Philips(フィリップス)は,“There’s always a way to make life better”をメッセージに掲げ,フィリップスがめざす「患者のより良い健康の実現」「患者・家族の満足度向上」「医療従事者の環境の改善」「不要な医療コストの削減と収益改善」という4つの価値を実現するためのソリューションを紹介した。ガイドによるプレゼンテーションや映像でモダリティやサービスごとにソリューションを紹介したほか,最新情報をニュース番組さながらの映像でトピックスを紹介するなど,凝った演出で訪問者を引きつけた。

注目トピックとして発表されたマルチモダリティワークステーション「IntelliSpace Portal 12」では,AI技術を応用した心臓MR解析や肺結節検出,MR 4D flowや心筋ストレイン解析などの解析アプリケーションが提供される。解析の自動化や精度向上を可能にし,幅広い領域の診療を支援する。また,COVID-19に関連するトピックとして,多彩なスペクトラルイメージングが可能な「IQon Elite Spectral CT」を用いて,COVID-19肺炎の早期検出に電子密度画像を活用するケースなどが紹介された。

MRIは,ヘリウムフリーやワークフローの最適化が特長の「Ingenia Ambition 1.5T」を中心に展示するとともに,システムをアップグレードして装置寿命を延伸させる“SmartPathプログラム”を発表し,病院経営へのさらなる貢献をアピールした。

また,超音波診断装置は,全身領域で高画質を提供する「EPIQ Elite」の最新バージョンを紹介。3Dデータから腹部大動脈瘤を立体的に自動計測する“AAA Model”では,血管軸に垂直な断面を再構成して自動計測するため,再現性の高い計測が可能になる。さらに,セミオートで腫瘍の輪郭をトレースする“3D Tumor Contour”がフュージョン技術に実装され,より安全で正確な治療支援が可能になった。

さらに,Radiology Informaticsの展示では,読影ワークフローを最適化する“ワークフローオーケストレーター”のデモを通じて,読影医の環境改善へのアプローチを紹介した。

ニュース番組のように最新トピックスを紹介

ニュース番組のように最新トピックスを紹介

 

AI技術を応用した心臓MR解析

AI技術を応用した心臓MR解析

 

【問い合わせ先】
(株)フィリップス・ジャパン ヘルスケア事業部 お客様窓口
TEL 0120-556-494
www.philips.co.jp/healthcare