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RSNA2018 キヤノンメディカルシステムズ - 超音波(UL) 肝臓疾患に対応するLiver PackageやAplio aシリーズなど新製品を中心に展示を構成

2018-11-27

メッセージは“Depth and Detail.Made possible.”

メッセージは“Depth and Detail.Made possible.”

RSNA 2018 UL

Canon USA Inc.(キヤノンメディカルシステムズ)の超音波(UL)コーナーのメッセージは“Depth and Detail.Made possible.”。ブースでは,Aplio iシリーズのLiver Packageと超・超高周波プローブ,「Aplio a550」や「Xario 200G」などRSNAでは初出展となる新製品を中心に展示を構成した。
Aplio i800のLiver Packageは,脂肪肝から肝炎,肝線維化,肝硬変と病態をたどって肝がんに向かう肝臓疾患に対して,各ステージの病態を把握するためのアプリケーションを提供するものだ。アプリケーションとしては,減衰の程度を計測して脂肪肝や線維化の程度を推定する“Attenuation Imaging”,組織の粘性を計測する“Shear Wave Dispersion”,剪断波の伝搬速度を測定し組織の硬さを表示する“Shear Wave Elastography”,造影超音波のCHIなどで肝疾患の的確な診断をサポートする。
また,RSNA 2017の24MHz超高周波プローブに続いて,RSNA 2018に展示された33MHz高周波リニアプローブでは,表在や血管,整形外科領域で超高精細画像の描出が可能になったことをPRした。日本国内では2018年9月から発売を開始した。展示では,Aplio iシリーズを中心に,実機によるスキャンライブデモンストレーションが行われた。

Aplio i800による実機ライブスキャンデモンストレーション

Aplio i800による実機ライブスキャンデモンストレーション

 

33MHz高周波リニアプローブ(中央)をお披露目

33MHz高周波リニアプローブ(中央)をお披露目

 

2018年のITEMでお披露目されたAplio aシリーズ(a550,a450)は,Aplio iシリーズの高性能な画像描出技術を継承しながら,軽量,コンパクトで操作しやすいデザインを取り入れている。Aplio 500,400,300のプローブやAplio iシリーズの多くのプローブと互換性があるため,既存の環境を生かしながらより高画質の検査を提供することも可能になる。また,こちらも国内ではITEM2018で発表された,Xario 200GもRSNAでは初展示となった。Xario 200Gは,Xarioシリーズのコンパクトで機動性の高い装置設計を引き継ぎ,21.5インチのワイド画面液晶モニタを搭載。さらに,最大8時間のバッテリー駆動を可能にして,充電しなくてもほぼ1日検査が可能になる。機動性では,スマートスタンバイモードによって,モニタを倒すだけで2秒でスリープ状態に,モニタを起こせば2秒で復帰する。超音波検査の広がりで,院内のさまざまな場所で求められる検査に柔軟かつ迅速な対応を可能にした。

高画質を軽量・コンパクトにして使い勝手を向上した「Aplio a550」

高画質を軽量・コンパクトにして使い勝手を向上した「Aplio a550」

 

最大8時間のバッテリー駆動が可能な「Xario 200G」

最大8時間のバッテリー駆動が可能な「Xario 200G」

 

モニタを倒すことで2秒でスリープ

モニタを倒すことで2秒でスリープ


キヤノンメディカルシステムズ