2015-12-3
Konica Minoltaブース
RSNA 2015［第2日目：11月30日］
Konica Minolta（コニカミノルタ）は，サウスビルディングのHall Aにブースを構えて，来場者を迎えた。展示のテーマは，“INNOVATION THROUGH CO-CREATION”。これは，RSNA2015に先立つ10月2日に日本国内でも発表されたとおり，米国の医用画像ソリューション企業であるViztekを買収し，米国市場での事業を強化していくことを意味している。Viztekは，整形外科領域を中心にX線，PACSなどのヘルスケアITシステムを手がけており，クリニック向け市場などで販売網を持っている。コニカミノルタは，米国において，X線，超音波，ヘルスケアITを事業の3本柱として位置づけているが，今回の買収により，この3事業における両社の強みを生かした相乗効果が期待できる。ブース内では，展示テーマに加えて，“MERGING INNOVATION WITH RADIOLOGY”というパネルが掲げられて，両社が協力してイノベーションを提供していくという姿勢を示した。このパネルは，ノースビルビルディングに出展したViztekのブースにも設置された。
また，今後の事業展開について，“Design your primary imaging for the feature”と書かれたパネルも提示し，病院から診療所，在宅医療までの診療の流れにおいて，X線や超音波，ヘルスケアIT，サービスの各製品・ソリューションをどのように提供していくかを来場者に説明した。
展示は，「AeroDR」をはじめとしたX線，「SONIMAGE」シリーズに超音波診断装置，ViztekのITシステムをベースにした「Exaプラットフォーム」などが行われた。
Viztek社とのシナジー効果をうたうパネル |
コニカミノルタが手がける製品・ソリューションを
ノースビルディングのHall BにあるViztekブース |
