2013-12-3
AZEブース
RSNA 2013[第2日目:12月2日(月)]
AZE, Ltd.は,どこからでもアクセスのしやすいオープンデザインのブースを展開した。このブースデザインには,「RSNAに参加しているすべての人とともに,患者を中心に考えた医療に取り組んでいきたい」という思いを込めていると,同社社長の畦元将吾氏がインタビューに答えた。AZEは日米に拠点を置くことから,ブースではUSAとJapanの両方をアピールできるような展示にしている(Booth 8125)。
今回は,日常の読影を支援するボリュームレジストレーションビューア「AZE Phoenix」に追加された新機能のほか,3Dワークステーション「AZE VirtualPlace」 に新しく追加されたMRIの各種解析機能(W.I.P.を含む)を紹介。さらに,ワークステーション上でCT画像に対して逐次近似画像再構成の技術を応用する「iIR」をW.I.P.として発表。CT画像のノイズを低減することで,患者の被ばく低減に貢献する。
また近年,CTやMRIなど各種モダリティの進化により,発生するデータが増加の一途をたどっているとともに,ワークステーションやソフトウェアが多種多様となっており,そのサーバの管理運用に膨大な労力やコストを要するようになっている。この状況を受け,仮想化サーバに注目が集まっていることから,AZE社ではAZE PhoenixやAZE VirtualPlaceの仮想化サーバへの提供を開始しており,近い将来に訪れるであろう医療機関のITシステム環境の変化にも対応できる体制を整えている。