2012-11-26
コラボレートをテーマに展示を構成した
Philips Healthcareブース
RSNA2012 [第1日目:11月25日(日)
Philips Healthcare(フィリップス)は,「Imaging 2.0 : Transforming care, together.」をテーマに展示を構成した(Booth 7719)。2010年に打ち出した“Imaging 2.0(イメージング・ツー・ドット・オー)”は,Clinical Integration & Collaboration(臨床面での協調・融合),Patient Focus(患者中心),Improved Economic Value(経済的価値の向上)の3つをコンセプトとしているが,今年はそれをベースとして,さらに現場に密着し,共に患者のケアに寄り添うことをテーマに掲げている。
フィリップスエレクトロニクスジャパンのダニー・リスバーグ社長は,「ひとつのテーマはコラボレーションで,われわれだけでなくユーザーと深く密に連携することで,臨床で本当に必要とされるものは何かを学びながら次のステップに向かっている。今回の展示では,その成果として,新製品というよりも,それぞれのモダリティを“深化”させる新しいアプリケーションや機能を数多く発表した。また,同時に新しいワークステーションである“IntelliSpace Portal”を中心に,モダリティ間の連携を進めたこともテーマのひとつだ。さらに,診療の中では経済的な側面から,さまざまな場面で治療に直結するソリューションが求められており,画像診断も例外ではない。診断と治療の距離を縮められるようなモダリティやアプリケーションを提案していきたい」とコンセプトを紹介した。
CTでは,新しい画像再構成法である「IMR(Iterative Model Reconstruction)」,MRIでは,「Ingenia」の定量化アプリケーションや新しいコイル(W.I.P.),マンモでは「MammoDiagnost DR」と,フィリップスブランドとなり日本での導入も始まった「MicroDose Mammography」などが展示された。