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ITEM2024 PSP 取材速報 クラウド型PACS「NOBORI」を中心にAIやPHRなどの幅広いサービスをアピール

2024-4-13

PSPブース

PSPブース

PSPのブースでは,クラウド型PACS「NOBORI」を中心に,放射線部門にとどまらない幅広いヘルスケアITソリューションを来場者に提案した。2022年4月1日付けで(株)NOBORIとPSP(株)が合併してから2年が過ぎ,シナジー効果が生まれている。その成果の一つが,クラウド型PACSのNOBORIと旧・PSPのオンプレ型PACS「EV Insite」がインテグレーションされ,オンプレ型PACSで多くのユーザーが利用している多様な機能を備えた高機能DICOMビューワ「EV Insite R」が,専用アプライアンス「NOBORI-CUBE」から統合版DICOMビューワ「NOBORI Viewer」として利用できることである。オンプレミスのサーバにある画像とクラウド上の過去画像を比較読影する場合,「Smart-Retrieve機能」によって事前に過去画像をダウンロードしておくことで,オンプレミスの環境で速やか,かつ効率的な読影を行える。

また,NOBORIのクラウドを用いたサービスのプラットフォームである「NOBORI PAL」も充実化を図っている。「NOBORI PAL AI」は,エルピクセルやキヤノンメディカルシステムズ,VUNO,コスモテックの人工知能(AI)ソフトウエアを提供する。ユーザーは月額利用料を支払い目的・ニーズに応じて必要なAIソフトウエアを使用できる。また,「NOBORI-PHRサービス」は,患者自身がスマートフォンから薬剤や医用画像を含めた各種検査情報を参照できる。さらに,今夏を目途に病理クラウドソリューション「NOBORI for Pathology」の提供を予定している。クラウドでのデータ管理だけでなく,ワークフローの改善に寄与するAIによる画像解析や外部コンサルテーション,遠隔病理診断などを提供する。

「Smart-Retrieve機能」により効率的な読影が可能な「NOBORI Viewer」

「Smart-Retrieve機能」により効率的な読影が可能な「NOBORI Viewer」

 

AIソフトウエアを提供するプラットフォーム「NOBORI PAL AI」

AIソフトウエアを提供するプラットフォーム「NOBORI PAL AI」

 

患者自身がスマートフォンから検査情報などを参照できる「NOBORI-PHRサービス」

患者自身がスマートフォンから検査情報などを参照できる「NOBORI-PHRサービス」

 

●お問い合わせ先
社名:PSP株式会社
住所:〒108-0075 東京都港区港南一丁目2番70号 品川シーズンテラス 25階
TEL:03-4346-3180
URL:www.psp.co.jp