2023-4-14
“Be a Game Changer in Medicine with Radiology”を
テーマにしたJRC 2023の合同開会式
JRC 2023の2日目となる4月14日(金)13時10分からは,国立大ホールにおいて合同開会式が行われた。一般社団法人日本ラジオロジー協会(JRC)の富山憲幸代表理事,第82回日本医学放射線学会(JRS)総会の粟井和夫会長(広島大学),第79回日本放射線技術学会(JSRT)総会学術大会の市田隆雄大会長(大阪公立大学医学部附属病院),第125回日本医学物理学会(JSMP)学術大会の阿部慎司大会長(茨城県立医療大学),2023国際医用画像総合展(ITEM 2023)を運営する一般社団法人日本画像医療システム工業会の山本章雄会長が出席した。
最初に挨拶した富山JRC代表理事は,今大会について,コロナ禍前の規模の戻ったとして,各学術集会・展示会の会長,大会長,関係者に感謝の意を述べた。その上で,4団体が結束して開催することは世界に誇れるものだと強調した。
次いで,4団体の会長,大会長による挨拶,基調講演が行われた。粟井JRS総会会長は,「CT診断の進化と今後の展開」をテーマに,画像再構成技術や被ばく低減技術,デュアルエナジーCT技術について解説した上でフォトンカウンティングCTへの期待について述べた。また,市田JSRT総会学術大会大会長は,「遣り甲斐,そして面白味−放射線技術学との関わりの中で−」をテーマに,これまでの研究への取り組みについて紹介した。阿部JSMP学術大会大会長も,「素粒子論から医学物理へ−私が歩んできた道のり−」と題して,自身の歩みを振り返り,研究内容を説明した。4番目に登壇した山本JIRA会長は,今大会のテーマである“Be a Game Changer in Medicine with Radiology”に関連して,画像医療システム産業における画像診断装置や人工知能(AI)の技術などを報告した。
この合同開会式に続き,Honorary Member Award Ceremonyが行われた。