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ITEM2022 フィリップス・ジャパン 取材速報 国内初展示の1.5T MRI装置「MR5300」など高機能とワークフロー向上を両立する多くの製品・アプリケーションをアピール

2022-4-16

フィリップス・ジャパンブース

フィリップス・ジャパンブース

フィリップス・ジャパンは,“Illuminating the path to precision diagnosis.”をメッセージに掲げ,国内初展示の1.5TのMRI装置「MR5300」を始め,数々の新製品・アプリケーションを紹介した。

MR5300は,ヘリウムフリーを実現した「BlueSealマグネット」を搭載したほか,人工知能(AI)により複雑な臨床タスクや運用タスクを自動化する。また,次世代高速化技術“SmartSpeed”は,圧縮センシングを使用した高速化技術“Compressed SENSE”に新開発のSmartSpeedエンジンを統合,従来のパラレルイメージングより最大65%の高速化,高空間分解能化を実現する。さらに,新たに搭載された「Breeze coil」は軽量で柔軟性が高い上,取り扱いが容易で安全性にも優れている。

国内初展示の1.5TのMRI装置「MR5300」。「BlueSealマグネット」により,ヘリウムフリーを実現した。

国内初展示の1.5TのMRI装置「MR5300」。「BlueSealマグネット」により,ヘリウムフリーを実現した。

 

軽量で柔軟性が高い「Breeze coil」

軽量で柔軟性が高い「Breeze coil」

 

2021年7月に国内で発売した「Spectral CT 7500」は,すべてのCT検査において超高速スペクトラル検査を可能にする。また,「Incisive CT Premium」は,128マルチスライスCT「Incisive CT」に新たに人工知能(AI)をベースとした4つの新機能を持つ“Precise Suite”を搭載する。

「Spectral CT 7500」の進化したハードウエア

「Spectral CT 7500」の進化したハードウエア

 

“Precise Suite”の一つである心臓画像再構成機能“Precise Cardiac”

“Precise Suite”の一つである心臓画像再構成機能“Precise Cardiac”

 

超音波診断装置では,ハイエンド装置「EPIQ」に“Liver Fat Quantification(肝脂肪化定量評価機能)”や“Hepatorenal Index(肝腎インデックス)“を搭載。近年増加する非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)などの肝疾患領域に向けたソリューションを充実させている。

超音波診断装置「EPIQ」に搭載された“Liver Fat Quantification(肝脂肪化定量評価機能)

超音波診断装置「EPIQ」に搭載された“Liver Fat Quantification(肝脂肪化定量評価機能)

 

最新外科用イメージシステム「Zenition」の実機や血管造影X線診断装置「Azurion」のシミュレータが展示されたほか,ハイブリッド手術室などで次世代の脊椎手術をサポートする脊椎用ナビゲーションシステム「ClarifEye」が紹介された。

最新外科用イメージシステム「Zenition」

最新外科用イメージシステム「Zenition」

 

脊椎用ナビゲーションシステム「ClarifEye」は,拡張現実を用いて術者の負担を軽減する

脊椎用ナビゲーションシステム「ClarifEye」は,拡張現実を用いて術者の負担を軽減する

 

●お問い合わせ先
社名:株式会社フィリップス・ジャパン
住所:東京都港区港南2-13-37 フィリップスビル
TEL:0120-556-494
URL:www.philips.co.jp/healthcare