2022-4-16
伊藤忠商事ブース
伊藤忠商事は,近年中注目されているOn-line adaptive放射線治療を可能にするMRリニアックシステム「MRIdian Linac」(米国・ViewRay社)の技術的特長や臨床での有用性を紹介した。MRIdian Linacは,SEE(MRI-IGRT),SHAPE(On-line Adaptive RT),STRIKE(Real-Time Gating)をコンセプトに開発されたリニアック。MRIによるIGRTを行える。リニアックは6MV,フラットニング・フィルタ・フリー(FFF)設計で,4.15mmのリーフ幅でコリメートできるMLCを採用。これに0.35Tの超電導型MRIが組み合わされている。治療開始前,治療中にMRIを撮像して治療計画の修正を行え,治療部位を確認できることから,リアルタイムに高精度の治療が行える。
現在,ViewRay社のMRリニアックシステムは全世界で48台が稼働。うち日本国内では,国立がん研究センター中央病院と江戸川病院が導入している。
●お問い合わせ先
社名:ViewRay, Inc.
住所:2 Thermo Fisher Way, Oakwood Village, OH 44146
URL:https://viewray-japan.com/contact/