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ITEM2022 インフォコム 取材速報 被ばく線量記録も可能なRIS「iRad-QA」など,放射線部門の業務効率を向上する「iRad」シリーズを紹介

2022-4-15

インフォコムブース

インフォコムブース

放射線部門システム「iRad」シリーズを手がけるインフォコムは,RIS,検像システムなどの主力製品を中心に紹介した。

RIS「iRad RS」は,被ばく線量を記録することが可能。患者や検査ごとに線量情報を記録して,一覧表示ができる。記録されたデータを集計・分析することで,最適な線量の設定に役立てられる。また,患者取り間違いを防ぐ機能も搭載する。患者認証専用画面をタブレット端末や室内のモニタに表示することで,確実な検査の施行を支援する。

RIS「iRad RS」の患者認証専用画面をiPadで表示

RIS「iRad RS」の患者認証専用画面をiPadで表示

 

検像システム「iRad-QA」は,iPad-RSとの連携により,放射線部門のワークフローを向上させる。PACSへの画像未転送やオーダ情報との不一致などを確認できるといった機能もポイントである。

画像未転送を防止するなど業務をサポートする機能を搭載した検像システム「iRad-QA」

画像未転送を防止するなど業務をサポートする機能を搭載した検像システム「iRad-QA」

 

このほか,放射線治療RIS「iRad-RT」は,医師,診療放射線技師,医学物理士,看護師,事務員など多職種が参加することを重視して開発が行われている。室内の大型モニタに対応した“マルチインフォメーションボード”にリストなどを表示でき,放射線治療におけるチーム医療をサポートする。

「iRad-RT」は“マルチインフォメーションボード”で放射線治療での情報共有を容易に

「iRad-RT」は“マルチインフォメーションボード”で放射線治療での情報共有を容易に

 

●お問い合わせ先
社名:インフォコム株式会社
住所:東京都港区赤坂9-7-2 東京ミッドタウン・イースト10階
TEL:03-6866-3790(受付)
URL:https://service.infocom.co.jp/healthcare/irad/index.html