2021-4-18
今回と次回の会長・大会長が出席した合同会員セレモニー
JRC2021最終日の4月18日(日),13時30分から国立大ホールにおいて合同表彰式および合同会員セレモニーが行われた。第77回日本放射線技術学会(JSRT)総会学術大会の実行委員長を務めた根岸 徹氏(東京都立大学)の進行で進められた。
先に行われた合同表彰式では,第80回日本医学放射線学会(JRS)総会,第77回JSRT総会学術大会,第121回日本医学物理学会(JSMP)学術大会のCyPosの中から,学会ごとに受賞者が発表された。なお,今回は新型コロナウイルス感染症の感染防止対策として,表彰状の授与は行われなかった。
続く合同会員セレモニーでは,まず次回JRC2022の会長・大会長が挨拶した。第81回JRS総会会長は村上卓道氏(神戸大学),第78回JSRT総会学術大会大会長は白石順二氏(熊本大学),第123回JSMP学術大会大会長は西尾禎治氏(大阪大学)が務める。開会日程は2022年4月14日(木)〜17日(日)(ITEMは15日から)となった。合同会員セレモニーの壇上に立った村上氏は,「未来への潮流と変革(Radiology—A key for the paradigm shift)」という次回のテーマを紹介。プログラムの準備を進めており,オンサイトメインにWebと組み合わせたハイブリッド形式で開催したいと述べた。
次いで,日本ラジオロジー協会(JRC)の金澤 右代表理事,第80回JRS総会の富山憲幸会長(大阪大学),第77回JSRT総会学術大会の西出裕子大会長(岐阜医療科学大学),第121回JSMP学術大会の兼松伸幸大会長(量子科学技術研究開発機構),2021国際医用画像総合展(ITEM in JRC 2021)を運営する日本画像医療システム工業会(JIRA)の山本章雄会長がJRC 2021を振り返った。金澤代表理事は,コロナ禍による異例のハイブリッド開催となったものの,約9000名が参加し,成功裏にオンサイト開催を終えることができたと述べた。そのうち約3000名はパシフィコ横浜に足を運び,さらに約2000名がITEM会場に来場したという。さらに,金澤代表理事は,合同特別講演で登壇した三木谷浩史氏(楽天)とJRSの特別講演を行った石黒 浩氏の講演内容に触れ,今回のテーマである「先人たちの功績とその先へ(Milestones and Beyond)」の“Beyond”が今後ますます重要になると指摘。放射線医学,放射線技術学,放射線物理学,画像医療システムがどのように発展していくか真剣に考えなければならないと強調した。
なお,今回のITEMは,実入場者数が6210名(重複カウントなし),延べ入場者数が1万928名(重複カウントあり)となった。JRC 2021は,4月28日(水)~6月3日(木)にWeb開催される。CyPosを先行公開し,そのほかのプログラムは5月12日から順次公開される予定だ。
●CyPos受賞者
●第78回日本医学放射線学会(JRS)総会
●第77回日本放射線技術学会総会学術大会(JSRT)
●第121回日本医学物理学会(JSMP)
●合同閉会式
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