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2019-4-14

ホロジックジャパンブース

ホロジックジャパンは，グローバルで最大のシェアを持つデジタルマンモグラフィ「Selenia Dimensions」の新モデル「3D Performance」や，2018年に発売した最上位機種「3Dimensions」など，ブレスト領域の製品群を展示した。ホロジックの3Dマンモグラフィ（トモシンセシス）は，臨床的有用性を示す論文が250以上報告されており，“エビデンスのあるマンモグラフィシステム”として優位性を紹介するブースデザインで来場者を迎えた。

Selenia Dimensionsの新しいモデルとして，4月に国内発売した3D Performanceは，トモシンセシス撮影が可能なSelenia Dimensionsの特徴を継承し，新たに被検者により快適な検査を提供するための機能が搭載された。3Dimensionsで実装された圧迫板「SmartCurve」を採用し，乳房の形に沿うようにカーブが付いた圧迫板で被検者の痛みを軽減する。また，新たに開発した「MammoPad」は，乳房を乗せるFPDに貼り付けて使用するスポンジ状のシートで，検査時の被検者の不快感や痛みを軽減する。
3Dimensionsは，トモシンセシスの画質向上，被検者の負担軽減，操作性の向上をポイントに開発された最上位システムである。高精細トモシンセシス画像を取得できることに加え，圧迫板SmartCurveの採用や， Cアームとガントリに操作ボタンを設置する設計で，被検者，操作者双方の負担を軽減した検査が可能となる。

また，ブース正面には腹臥位式乳腺バイオプシー専用システム「Affirm Prone Biopsy System」を据えた。ホールクッションやアームレストなど被検者の快適性を上げるための工夫が施されていることや，トモシンセシス下バイオプシーによる検査精度の向上，ステレオ撮影の自動化などにより入室から退室まで約30分で検査が実施可能といったメリットをアピールした。

「Selenia Dimensions」の新モデル「3D Performance」

圧迫板「SmartCurve」と新開発の「MammoPad」で快適性が向上

デジタルマンモグラフィの最上位機種「3Dimensions」

腹臥位式乳腺バイオプシー専用システム「Affirm Prone Biopsy System」