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2019-4-14

エクセル・クリエイツブース

エクセル・クリエイツは，統合型データ管理システム「FORZ」を展示し，最新のアプリケーションを紹介するとともに，FORZ と連携して利用できるAIや画像解析，また，クラウド利用の安全性を高める秘密分散技術などを新しいサービスとしてアピールした。FORZは，2004年に画像システムをリリースしてから約15年が経ち，シリーズの拡充とともに導入数も増加。現場でFORZを活用するユーザーの声を反映したシステム開発を行っている。

FORZの統合画面“Line-View”では，画像検査や生理検査のサムネイル，検体検査結果が時系列に表示される。閲覧したい画像をクリックするとビューワが立ち上がり，検体検査結果をクリックすれば詳細な結果を確認することができ，患者の経過を把握しやすい。また，ワークステーションは3D表示の画質改善などの改良点が紹介された。

エクセル・クリエイツでは，関心の高まるAIや高機能画像解析システムへの取り組みも進めており，今回，FORZと連携して利用するAI，画像解析システムもあわせて展示した。スペインの企業が開発したAI“quibim”は，テクスチャ解析ツールによりCTを定量化することが可能で，現在，久留米大学との共同研究を進めている。

このほか，クラウド利用の安全性を高めるソリューションとして，秘密分散ストレージ・ゲートウェイシステム（「SECLANCER/SSG」ケイレックス・テクノロジー社）を展示。FORZシリーズでクラウドを利用する際の安全性向上に貢献する。

統合型データ管理システム「FORZ」シリーズを中心に展示

FORZの統合画面“Line-View”

CTの定量化が可能なAI“quibim”（研究用用途）

クラウドの安全利用に貢献する秘密分散ストレージ・ゲートウェイシステム