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ITEM2019 ドクターネット 取材速報 遠隔読影サービス「Tele-RAD」「Virtual-RAD」や,画像診断を支援する人工知能エンジンプラットフォーム「AI-RAD」を,デモ画面を交えて紹介

2019-4-13

ドクターネットブース

ドクターネットブース

ドクターネットのブースでは,同社が手がける遠隔読影サービスのほか,共同開発研究が開始された人工知能(AI)エンジンプラットフォームなどが,デモンストレーション画面も交えて紹介された。

遠隔画像診断支援サービス「Tele-RAD」は,画像診断依頼と同社が契約した読影医をマッチングするシステム。
国内の放射線診断専門医約650名が読影医として登録しており,社内査読センターによるレポートの品質管理や24時間365日対応可能なサービス体制で,契約施設数は年々増加しており,現在約670施設にまで伸びていることが紹介された。

クラウド型遠隔読影ASPサービス「Virtual-RAD」は,医療機関と放射線診断専門医をクラウドでつなぎ,遠隔での画像診断を可能にするサービスで,こちらも導入する医療機関は増えており,契約施設数は現在,約310施設となっている。

また,人工知能エンジンプラットフォーム「AI-RAD」も紹介された。「AI-RAD」は,さまざまな開発者や研究者が開発した人工知能エンジンを搭載可能なプラットフォームで,東京大学医学部附属病院コンピュータ画像診断学/予防医学講座と共同開発を開始した。同社は,独自のアノテーションツールを用いて協力企業のAIエンジン開発を支援する。

そのほかに,専用ビューアと検診マンモグラフィ読影認定医による「乳腺トモシンセシス遠隔読影サービス」や,匿名化した医用画像を遠隔の複数地点から同時に参照できるシステム「遠隔カンファレンスシステム」など,次世代の新たなサービスの展開を図っていくことが紹介された。

遠隔画像診断支援サービス「Tele-RAD」とクラウド型遠隔読影ASPサービス「Virtual-RAD」

遠隔画像診断支援サービス「Tele-RAD」とクラウド型遠隔読影ASPサービス「Virtual-RAD」

 

遠隔画像診断の依頼画面。必要事項を記入して送信する。

遠隔画像診断の依頼画面。必要事項を記入して送信する。

 

人工知能エンジンプラットフォーム「AI-RAD」のアノテーションツール画面。医師が留意すべき病変部位を記入する。

人工知能エンジンプラットフォーム「AI-RAD」のアノテーションツール画面。医師が留意すべき病変部位を記入する。

 

「乳腺トモシンセシス遠隔読影サービス」

「乳腺トモシンセシス遠隔読影サービス」

 

匿名化した医用画像を遠隔の複数地点から同時に参照可能な「遠隔カンファレンスシステム」

匿名化した医用画像を遠隔の複数地点から同時に参照可能な「遠隔カンファレンスシステム」

 

●お問い合わせ先
社名:株式会社ドクターネット
住所:東京都港区芝大門2丁目5-5 住友芝大門ビル8階
TEL:03-3459-5665
URL:https://dr-net.co.jp/