2019-4-14
JRC2019の最後を飾る合同閉会式
JRC2019の最終日となる4月14日(日),15時からメインホールにおいてCyPos合同表彰式と合同閉会式が開かれた。4日間にわたる全プログラムが終了して,JRC2019は盛況のうちに閉幕を迎えた。
恒例となっているJRC参加者で構成されたJRC2019 Festival Orchestraの演奏で幕を開けた合同表彰式と合同閉会式は,第75回日本放射線技術学会(JSRT)総会学術大会の実行委員長を務めた赤澤博之氏(京都医療科学大学)の進行で進められた。なお,JRC2019 Festival Orchestraには,71名が参加した。
先に行われたCyPos合同表彰式では,第78回日本医学放射線学会(JRS)総会,第75回JSRT総会学術大会,第117回日本医学物理学会(JSMP)学術大会の演題の中から学会ごとに優れた発表が選出され,それぞれの会長・大会長から表彰状と記念品が授与された。
次いで行われた合同閉会式では,まず日本ラジオロジー協会(JRC)の本田 浩代表理事が挨拶した。本田氏は,まず今回の学会参加者について,第78回JRS総会が5725名,第75回JSRT総会学術大会が3883名,第117回JSMP学術大会が845名となり,そのほかの登録者も含め,学会参加者は1万2996名に上ったと発表した(いずれも速報値)。参加者数が前回に続き1万2000名を超えたことについて本田JRS代表理事は,プログラムが充実していたことに加え,放射線医学が医療において重要な役割を果たしていることの表れであると述べた。さらに,本田JRS代表理事は,JRC2019で得た知見を明日からの診療に役立ててほしいと会場の参加者に訴えた。続いて,第78回JRS総会の山下康行会長(熊本大学),第75回JSRT総会学術大会の石田隆行大会長(大阪大学),第117回JSMP学術大会の蓑原伸一大会長(神奈川県立がんセンター),日本画像医療システム工業会(JIRA)会長の新延晶雄氏がそれぞれ挨拶した。この中で,山下会長は,会場に入れないほど参加者の多いセッションがあるなど,天気に恵まれたこともあり盛況であったと4日間を振り返った。また,新延会長は,ITEMの入場者数が2万2116名を記録したと発表した。
この後,次回JRC2020の会長・大会長が挨拶した。第79回JRS総会会長は青木茂樹氏(順天堂大学),第76回JSRT総会学術大会大会長は奥田保男氏(国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構),第119回JSMP学術大会大会長は有村秀孝氏(九州大学)が務める。開会日程は2020年4月9日(木)〜12日(日)(ITEMは10日から)で,テーマには,“The power of Imaging”が掲げられた。挨拶に立った青木氏は,盛況だったJRC2019の会長・大会長に敬意を表しつつも,今回に負けないようにしたいと決意を示した。
●CyPos受賞者
●第78回日本医学放射線学会(JRS)総会
●第74回日本放射線技術学会総会学術大会(JSRT)
●第117回日本医学物理学会(JSMP)
●合同閉会式
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