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ITEM2017 ザイオソフト / アミン 取材速報 画像解析の精度を向上する三次元医用画像認識技術RealiZeを搭載したZiostation2の新バージョンを展示

2017-4-15

ザイオソフト/アミンブース。シックな木目調を取り入れて落ち着いた雰囲気の空間を演出

ザイオソフト/アミンブース。シックな木目調を取り入れて
落ち着いた雰囲気の空間を演出

ザイオソフト/アミンは,独自技術であるPhyZiodynamicsによる新しいアプリケーションのほか,Ziostation2の新バージョンで新たに搭載された三次元医用画像認識技術である“RealiZe”の適用によって可能になるさまざまな機能やアプリケーションを紹介した。

毎年,ITEMでは特徴のあるブースデザインで来場者を迎えるザイオソフト/アミンブースだが,今年は木目調を取り入れた落ち着きのある色使いと,キューブ状のディスプレイに表示される3D画像が目を引いていた。ブース内では,Ziostation2の新機能を紹介するプレゼンテーションコーナーも設置されていた。

新しい三次元医用画像認識技術であるRealiZeは,従来のCT値による形状判別だけではなく,解剖学的認識アルゴリズムと連続性アルゴリズムによって,血管や臓器,骨などをより高精度に抽出する技術である。ブースでは,Ziostation2の新バージョンに搭載されたRealiZeを活用した機能として,「肺動静脈分離」「脳動静脈分離」「肺葉分割」「頭部MRA解析」などを紹介した。頭部MRA解析では,これまで撮影後に手作業で行っていたマスク処理や前方と後方の血管分離が高精度に自動処理できる。また,肺動静脈や脳動静脈では,1相撮影で動静脈分離が可能で少ない造影剤と撮影回数で検査が可能で患者負担の軽減にもつながることをアピールした。

そのほか,新バージョンに搭載されるアプリケーションとして,「CT肺野・気管支測定」「CT気管支ナビゲーション」「VAL-MAPプランニング」「CT心筋ECV解析」「マルチステーション結合」などを紹介した。

また,参考展示としてマイクロソフトのHoloLensを使って,脳の臓器模型上にZiostation2で処理した血管情報を重ねて表示する“Real Navigator typeⅡ”を出展し,来場者が実際に体験できるコーナーを設けた。

キューブ状のディスプレイが印象的なブースデザイン

キューブ状のディスプレイが印象的なブースデザイン

三次元医用画像認識技術である“RealiZe”に基づくZiostation2の新機能をアピール

三次元医用画像認識技術である“RealiZe”に基づくZiostation2の新機能をアピール

 

CT肺動静脈分離

CT肺動静脈分離

 

CT肺野・気管支測定

CT肺野・気管支測定

 

CT気管支ナビゲーション

CT気管支ナビゲーション

 

VAL-MAPプランニング

VAL-MAPプランニング

 

CT心筋ECV解析

CT心筋ECV解析

 

マルチステーション結合

マルチステーション結合

 

マイクロソフトのHoloLensを利用した“Real Navigator typeⅡ”を紹介(W.I.P.)

マイクロソフトのHoloLensを利用した
“Real Navigator typeⅡ”を紹介(W.I.P.)

ブース内ではZiostation2やPhyZiodynamicsを紹介するプレゼンテーションを実施

ブース内ではZiostation2やPhyZiodynamicsを
紹介するプレゼンテーションを実施

 

●お問い合わせ先
ザイオソフト株式会社/アミン株式会社
TEL:03‐5427-1921
URL:http://www.zio.co.jp/