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ITEM2017 根本杏林堂 取材速報 CEエビデンスシステム対応機器のほか,薬機法の承認を取得した「Sonazoid Shot」などを展示

2017-4-15

根本杏林堂ブース

根本杏林堂ブース

根本杏林堂は,今年も医療安全の向上をテーマに,“CEエビデンスシステム”に対応したCT用造影剤自動注入器「DUAL SHOT GX7」を中心に,造影剤自動注入器とその周辺機器を展示した。

CEエビデンスシステムは,RISから得たアレルギー歴,腎機能などの情報を注入器側で表示し,検査プロトコルに自動で反映することが可能なシステム。また,検査結果をネットワークに保管できるため,造影検査の安全性・再現性の向上にも寄与する。従来,CEエビデンスシステムとの連携は,DUAL SHOT GX7のみが対応していたが,今回,MR造影剤注入装置「SONIC SHOT 7」も対応したことがアピールされた。SONIC SHOT 7は,シリンジをセットした際にプランジャー後部を自動で検出する機能を備える。CT造影剤と比べて容量の少ないMR造影剤の注入を,より精密に行うことが可能になった。

また,昨年は参考出品であったソナゾイド専用注入装置の「Sonazoid Shot」が,今年2月に薬機法承認を取得し,新製品として第一三共社ブースにて展示された。Sonazoid Shotは,フットスイッチによる注入操作を可能とし,両手を使う超音波検査でも1人で造影検査が可能である。

このほか,シングルタイプのAG造影剤自動注入装置「PRESSPRO GEO-150」や造影剤の混合ムラを減少するエクステンションチューブ「SPIRAL FLOW」などが紹介された。

 

造影検査履歴を記録する「CEエビデンスシステム」

造影検査履歴を記録する「CEエビデンスシステム」

根本杏林堂のフラグシップCT用造影剤自動注入器「DUAL SHOT GX7」

根本杏林堂のフラグシップCT用造影剤自動注入器「DUAL SHOT GX7」

   
非磁性体の部品で構成される「SONIC SHOT 7」

非磁性体の部品で構成される「SONIC SHOT 7」

希釈比率が変更できるAG造影剤自動注入装置「PRESS DUO」

希釈比率が変更できるAG造影剤自動注入装置
「PRESS DUO」

   
フットペダルでの操作が可能な「Sonazoid Shot」

フットペダルでの操作が可能な「Sonazoid Shot」

 

 

●お問い合わせ先
株式会社 根本杏林堂 営業部
住所:〒113-0033 東京都文京区本郷2-27-20
TEL:03-3818-3541(代表) 
URL:https://www.nemoto-do.co.jp/