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2017-4-15

インテグラルブース

インテグラルは，青・白・グレーで統一されたブースに“The new CT motion”と掲げ，2016年6月に薬機法の承認を取得したウルリッヒ社製のCT用インジェクター「CT motion」を中心に，エコセンス社製の肝硬度測定装置「フィブロスキャン530コンパクト」などを展示した。

CT motionは，透析装置に用いられるロールポンプでの自動注入方式を採用し，バイアルタイプの造影剤が使用可能なインジェクター。造影剤自動注入装置では初の2連交差使用での分割注入が可能となり，廃棄造影剤を削減し，病院のコストダウンに貢献する。また，バッテリー駆動とBluetooth通信によるケーブルレス運用により，検査室を清潔に保つことが可能だ。

フィブロスキャン530コンパクトは，肝臓の繊維化の度合いを非侵襲的に測定する装置「フィブロスキャン」の軽量型モデル。インテグラルは，日本国内における独占販売契約をエコセンス社と締結し，2017年3月から発売した。フィブロスキャンのプローブには，せん断波と超音波の振動子が内蔵され，肝臓にせん断波を当てることで繊維化の精度を測定し，数値で表示することができる。

このほか，薬機法未承認のMRI用のインジェクターが展示された。

薬機法による承認を得た「CT motion」

従来製品から30kgの軽量化がされた 「フィブロスキャン530コンパクト」