2016-4-17
トーレックブース
トーレックは,安全かつ被検者の負担の少ない検査や治療のための医用X測定器分野で自社開発製品をそろえるほか,海外製品の販売代理店として,豊富なラインナップを用意している。今回のITEMでは,X線被ばく管理機器の新製品として,リアルタイム皮膚線量計の「RD-1000」を初出品したほか,X線乳腺組織画像表示装置「MB-1024DR」,X線画像診断装置精度管理用のファントム,MRI検査室の吸着事故を防止する英国Metrasens社製のMRI用磁性体検出器「フェロガード」などをPRした。
ITEM初登場のリアルタイム皮膚線量計のRD-1000は,4チャンネルのセンサを被検者の体表に貼付し,その皮膚線量をリアルタイムに測定するもの。センサの素材に新開発のシンチレータを採用した。このセンサは,高感度蛍光体を採用し、低線量から精度のよい測定が可能である。センサと線量計を結ぶ長さ200cmのケーブルは,X線透過性に優れ,透視画像などに描出されにくく,検査者の手技を妨げない。さらに柔軟性に優れた光ファイバー素材で,取り回しが容易である。データはUSB経由で,専用ソフトウエアをインストールしたPC上でも確認することが可能だ。
また,X線乳腺組織画像表示装置のMB-1024DRは,マンモトーム生検で採取した組織をX線撮影し,石灰化した細胞組織を画像化することで,正確な検査を支援する。
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●お問い合わせ先
トーレック(株)
URL:http://www.toreck.co.jp/