2016-4-15
小松研一 会長
2016国際医用画像総合展(ITEM in JRC 2016)を運営する日本画像医療システム工業会(JIRA)は,ITEM初日の4月15日(金)に,恒例の記者会見を行った。この中で小松研一会長は,グローバル化の中で600兆円の規模を持つ医療機器市場は競争が進んでいるとして,JIRAを取り巻く環境は,大きな変革のうねりの中にあると述べた。こうした中で,JIRAは2016年度の活動基本方針として,次の4つを挙げている。
・「地域包括ケアシステム」構想に向けた画像医療システム産業発展への貢献
・ICT技術を活用し医療に貢献
・医療,医療システムの国際展開を支援
・JIRA基盤活動の充実と事業拡大に向けた活動強化
このほか,記者会見では,経済部会部会長の野口雄司氏から,2016年度の診療報酬改定における画像診断,放射線治療に関する内容について解説があった。さらに,積極的に国内企業の国際展開を支援するJIRAの活動として,国際委員会委員長の内山 進氏が,医療機器規制の国際整合を進めるIMDRFに対する取り組みを説明した。
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