2016-4-14
会場となるパシフィコ横浜の
国立大ホールと会議センター
JRC2016が2016年4月14日(木),パシフィコ横浜で開幕した。「Instructive, Innovative, and Integrative Radiology(まなび,のばし,つなげる放射線医学)」をメインテーマに,17日(日)までの4日間の日程で開催される。
第75回日本医学放射線学会総会(JRS)の会長は北海道大学大学院の玉木長良氏,第72回日本放射線技術学会総会学術大会(JSRT)の大会長は群馬県立県民健康科学大学の小倉明夫氏,第111回日本医学物理学会学術大会(JSMP)の大会長は熊本大学大学院の荒木不次男氏が務める。
近年は学会の国際化をめざし,発表スライドやCypos,口演発表の英語化が進められてきたが,今回はJSRTもCyposと発表スライドの全面英語化に踏み切った。国際化の推進により海外からの参加者が増え,研究成果が国内外に広く共有されることが期待される。
15日(金)13時よりメインホールで行われる合同開会式では,3学会会長と日本画像医療システム工業会(JIRA)の小松研一会長による基調講演とともに,宇宙飛行士の山崎直子氏による合同特別講演「宇宙,人,夢をつなぐ」が行われる予定である。
講演・口演は,国立大ホール,会議センター,アネックスホールを会場に行われる。Cypos閲覧会場と実機展示会場は国立大ホール1階マリンロビーに設けられ,14日9時より閲覧でき,最終日(17日)は15時までとなっている。総合受付は,展示ホールAに設けられている。
併催の2016国際医用画像総合展(ITEM in JRC 2016)は,15日(金)~17日(日)の3日間,展示ホールA(一部)~Dにて開催される。RSNA2015で発表された製品・サービスだけでなく,今回初めてお披露目となる製品も多くあるものと見込まれる。2015〜2016年にかけては主要ベンダーの経営統合や組織変更など大きな動きがあるが,市場からは開発力強化やサービス拡大への期待も寄せられており,注目度の高い展示会となるだろう。
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