2015-4-18
日立ヘルスケアグループブース
日立ヘルスケアグループ(日立メディコ/日立アロカメディカル)は,昨2014年4月の日立ヘルスケアグループ・ヘルスケア社の設立を機に,日立全体で一体となってヘルスケアに注力していくという姿勢をいっそう明確にしている。ITEM2015の展示でもグループとしての取り組みをプレゼンするスペースをブース中央に設け,さまざまな院内情報を一括管理する統合プラットフォーム「ヘルスケアデータ統合アーカイブシステム」(参考出品)とビッグデータ分析により医療機器を見守る予兆診断サービス「センチネルカスタマーサポート」を紹介した。同様にヘルスケアグループで提供する放射線・粒子線治療システムもエリアを設け,放射線治療システムではCTと融合した「TomoHDシステム」や治療計画ソフトウエア「RayStation」など,粒子線治療は北海道大学と共同開発した「陽子線治療システム PROBEAT-RT」を展示した。
MRIは,ITEM開幕直前にリリースされた1.5T超電導MRIシステム「ECHELON OVAL type ORIGIN 5」をアピールした。DKIや動き補正“RADAR”の頭部血管への適用,selective MRA“BeamSat TOF”の腹部血管への適用,乳房MRSなどの高機能アプリケーションが搭載されている。CTは,高速・広範囲撮影と高画質を両立させるコンパクトな64列マルチスライスCT「Supria Grande」をITEM初展示。X線装置は,ワイヤレスFPD搭載で取り回しの良い移動型X線装置「Sirius Starmobile tiara」,トモシンセシス撮影・トモシンセシスバイオプシーに対応するデジタルマンモグラフィシステム「Selenia Dimensions」,長尺撮影機能を向上したX線透視撮影システム「EXAVISTA」の3機種を紹介した。
超音波診断装置は,昨年の発売以来導入が進んでいる「ARIETTA70/60」を,新しく発売したプローブとともに紹介。また,ハイエンドクラスの「HI VISION Ascendus」は,CT・MR画像との融合画像をリアルタムに表示するReal-time Virtual Sonography(RVS)が肝切除シミュレーション画像とも可能になり,治療用のプローブにも対応したことをアピールした。
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●お問い合わせ先
株式会社 日立メディコ
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