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JRC2014 開幕 
メインテーマは,「Face to Faces, Face to Communities, Face to the World─向き合う,つながる,そして広がる」

2014-4-10

JRC2014の会場全景 右が会議センター,左が国立大ホール

JRC2014の会場全景
右が会議センター,左が国立大ホール

JRC2014が4月10日(木),パシフィコ横浜を会場に開幕した。昨2013年同様,桜の季節は駆け足で過ぎ去り,みなとみらいは早くも新緑の季節を迎えようとしている。

JRC2014の会期は13日(日)までの4日間。
第73回日本医学放射線学会総会(JRS)の会長は岡山大学大学院の金澤 右氏,第70回日本放射線技術学会総会学術大会(JSRT)の大会長は山形大学医学部附属病院の江口陽一氏,第107回日本医学物理学会学術大会(JSMP)の大会長は首都大学東京大学院の福士政広氏が務める。

JRC2014のメインテーマは,「Face to Faces, Face to Communities, Face to the World─向き合う,つながる,そして広がる」。
JRSの金澤会長によれば,ともすれば画像やIT機器に埋没しがちな放射線科医の意識に対し,人と人との交流,地域や世界とのつながりの重要性を理解し,医療の本来の意義を再確認する必要性を込めたテーマとのこと。
JSRTの江口大会長も,患者さんや周囲の医療スタッフと向きあってチーム医療を進め,患者さんや国民のために貢献していくという思いが込められているとしている。

また,「Face to Communities -つながる」 に関連して日本循環器学会(JCS)や日本サッカー協会(JFA)との共同企画も予定されている。特にJFAとは,「チーム医療とリスペクト」をテーマとした共同コーナーや「人材育成」をテーマとした合同シンポジウムなどの共同企画を実施する。

国際化をめざすそれぞれの学会では,電子ポスターや発表スライドの英文化はもとより,口演の英語発表は年々増えている。JRSは今回,口演30%の英語化をめざし,海外に開かれた学会に向けて国際化を加速させる。

JRC2014の講演・口演はパシフィコ横浜の会議センターとアネックスホールのほか,今回は国立大ホールも会場となる。CyPos閲覧と実機展示会場は,昨年までの機器展示ホールAから国立大ホールのマリンロビーに変更となった。CyPosは,10日(木)の午前9時から閲覧可能で,最終日の13日(日)は15時までとなっている。なお,学会の登録受付は昨年同様,機器展示ホール1階のホールAに設けられている。

併催の2014国際医用画像総合展(ITEM in JRC 2014)は,11日(金)~13日(日)までの3日間にわたって開催される予定である。RSNA2013で発表された多くの新製品,新技術が初めて紹介される機会となることから,期待が寄せられている。

インナビネットでは,11日(金)のITEM2014開会式を皮切りに,出展各社のブース取材速報をいち早く掲載する予定ですので,ご期待ください。

国際機器展示場

国際機器展示場

 

JRC2014の開幕を告げる大看板

JRC2014の開幕を告げる大看板

ランドマークタワー

ランドマークタワー

 

国際機器展示場1階の総合受付

国際機器展示場1階の総合受付

 

今回,総合受付からITEM会場に直接入場できる。

今回,総合受付からITEM会場に直接入場できる。

 

明日の開幕を控え,設営の最終段階を迎えたITEM会場

明日の開幕を控え,設営の最終段階を迎えたITEM会場

 

ブースのディスプレイ用のお花も

ブースのディスプレイ用のお花も

 

会場周辺ではツツジやシャクナゲが目を楽しませてくれる。

会場周辺ではツツジやシャクナゲが目を楽しませてくれる。