2013-4-13
司会:栗林幸夫氏,杜下淳次氏
4月13日(土)の午前10:30 から,合同特別企画「Global Human Resource Development:グローバル人育成に向けて」が行われた。司会は栗林幸夫氏(慶應義塾大)と杜下淳次氏(JSRT大会長・九州大)が務めた。
JRC2013のメインテーマに掲げられたグローバリゼーションをいかに達成していくかをテーマに,医学部,産業,学会,海外進出の分野における取り組みや体験が報告された。
最初に登壇した奈良信雄氏(東京医科歯科大学)は,2010年9月に米国以外の国籍の医師に向けて立ち上げられた認証評価制度(ECFMGの宣言)を受けて,国際認証評価基準に基づく医学教育認証評価制度を文部科学省などの協力を得ながら進めていることを報告。日本医学教育認証評議会(JACME)を発足させ,国際グローバル化に対応すべく,医学教育の質の向上をめざすとした。
1.Accreditation for Medical Education Based on the Global Standards
国際基準に基づく医学教育認証評価制度
奈良信雄(東京医科歯科大学医歯学教育システム研究センター)
2.Global Human Resource Development in Industry
我が国産業界の課題とグローバル人材育成について
中島大輔(経済産業省経済産業政策局産業人材政策室)
3.JSRT’s Ambitions for Globalization
日本放射線技術学会の目指す国際化
真田 茂(金沢大学医薬保健研究域・保健学系)
4.“How are academic radiologists evaluated?”:
Metrics used to evaluate academic physicians in US
放射線科医として外国で活躍する為に
佐藤 豊(University of Iowa Hospitals and Clinics, USA)
(注)詳細は,月刊インナービジョン6月号「JRC2013特集」に掲載予定です。