2024-7-25
クラウド型電子カルテやレセプトサービスなどを
展示したメディサージュ
メディサージュは,クラウドサービスを活用した病院向け電子カルテ「HAYATE/NEO」,レセプト点検サービス「レセスタ」を展示した。メディサージュは,臨床検査業務や調剤薬局などを展開するファルコホールディングスのグループ会社で,医療機関に向けたネットワークサービスの実績やノウハウをベースにクラウドでの医療情報システムの事業を提供している。
HAYATE/NEOは,中小規模(199床以下)の病院を対象にしたクラウド電子カルテで,オーダや診療録記載,看護業務支援など基本的な機能を搭載するほか,直感的な操作と見やすい画面レイアウトなどカルテ入力を支援する機能を備えている。特長は,クラウドかによって院内にサーバを設置する必要がなく,メンテナンスや管理の負担を軽減し,トータルコストを削減できることだ。検査サービスを展開するファルコホールディングスでは,臨床検査のデータ管理などでクラウドサービスの豊富な経験があり,いち早くクラウド対応の電子カルテを提供できた。現在,60施設以上の実績を持つ。標準型電子カルテの補助金も利用できる。
レセスタは,クラウドで電子レセプトから毎月のレセプトチェックや査定支援など診療報酬請求に関する業務を支援する診療所向けサービスだ。同社が20年以上かけて蓄積したノウハウをベースに,オンライン(メールやWeb)で担当者に問い合わせができるQ&AサービスやFAQ,今月多い問い合わせ項目などのサービスを提供して,正確なレセプト請求業務を支援する。各社のレセプトコンピュータに対応し,クラウドのため常に最新の改定情報を提供でき,新しい機能も迅速に反映できるのが特長だ。