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インターシステムズ,EHRを実現するためのデータプラットフォーム「InterSystems HealthShare」の国内展開をアピール

2024-7-25

EHRの構築を可能にする「InterSystems HealthShare」をアピールしたインターシステムズ

EHRの構築を可能にする「InterSystems HealthShare」を
アピールしたインターシステムズ

インターシステムズは,EHR(Electronic Health Record:電子健康記録)の構築を可能にするプラットフォームである「InterSystems HealthShare」をアピールした。InterSystems HealthShareは,データの相互運用性を担保し,HL7 FHIRなど標準規格にも対応することで,医療情報ネットワークにおけるデータの利活用の課題を解決する。医療機関や地域のみならず,介護施設や医療関連サービスなどが連携し,より広範な情報の共有・統合・分析が可能なネットワークを構築できる。すでにアメリカなど海外では多くの導入実績があるが,日本では2024年8月1日より本格展開をスタートする。ブースでは,InterSystems HealthShareで構築されている米国最大の医療情報ネットワーク「eHealth Exchange」,ニューヨーク州を中心とする医療情報交換組織「Healthix」などの国内外の構築事例をパネルで紹介した。

医療,健康情報の相互利用のプラットフォームとなるInterSystems HealthShare

医療,健康情報の相互利用のプラットフォームとなるInterSystems HealthShare

 

InterSystems HealthShareの海外の事例をパネルで紹介

InterSystems HealthShareの海外の事例をパネルで紹介

 

また,患者に薬剤などを投入する輸液・シリンジポンプの情報を集約して,必要なデータを電子カルテなどのシステムで利用できるようにする「医療デバイスモニタリングソリューション」を参考出品した。テルモと共同開発を進めているもので,テルモの「Smart Infusion System」に対応したポンプのデータを,インターシステムズの「IRIS Data Platform」で処理し,電子カルテ(投与情報),ナースコール(警報情報)など必要なシステムに必要なデータを送ることで,医療安全や業務効率化に貢献することが期待される。

輸液・シリンジポンプの情報の活用を広げる「医療デバイスモニタリングソリューション」を参考出品

輸液・シリンジポンプの情報の活用を広げる「医療デバイスモニタリングソリューション」を参考出品

 

テルモと共同開発

テルモと共同開発