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GEヘルスケア・ジャパン,在宅医療や外勤先でも活躍するポケットエコー「Vscan Air CL」を展示

2022-7-14

GEヘルスケア・ジャパン,在宅医療や外勤先でも活躍するポケットエコー「Vscan Air CL」を展示

GEヘルスケア・ジャパンは,スマートフォンやタブレットなどと組み合わせて使用するポケットエコー「Vscan Air CL」を出展した。Vscan Air CLは,完全ワイヤレスのプローブ本体と,専用アプリケーションをインストールした任意のモバイルデバイスをBluetoothやWi-Fiで接続して使用する超音波診断装置。プローブは両端にコンベックスとリニアを搭載したデュアルプローブで,1台でさまざまな領域に対応し,従来のポケットエコーを超える高画質で検査を行える。プローブは205gと軽量で,約50分間の連続使用が可能。プライマリケア領域で気軽に使えるよう,落下試験やIP67の防塵・防水規格もクリアする堅牢性も有している。

2010年に販売を開始したVscanシリーズは,臨床ニーズに応えて機能やモデルを拡張し,シリーズ国内累計販売台数1万台を達成した。Vscan Air CLは,79万8000円(税別)と求めやすい価格となっており,病棟や救急など院内だけでなく,在宅医療や外勤先で聴診器のように使用したいというニーズに応える製品となっている。

Vscanシリーズは国内累計販売台数1万台を突破

Vscanシリーズは国内累計販売台数1万台を突破

 

スマートフォンやタブレットなど任意のモバイルデバイスを表示器として使用

スマートフォンやタブレットなど任意のモバイルデバイスを表示器として使用

 

コンパクトなデュアルプローブは1台でコンベックスとリニアに対応

コンパクトなデュアルプローブは1台でコンベックスとリニアに対応

 

また,展示会場中央付近に設けられた主催者企画の「スマート院内マネジメント」コーナー(医療情報部会企画)では,入院・退院の業務フローのDX化などを紹介しており,ベッドコントロールとしてGEヘルスケア・ジャパンの「Command Center」が展示された。AI技術とリアルタイムデータを活用したベッドコントロールにより病床を最大限・効率的に活用するソリューションで,国内では淡海医療センター(滋賀県草津市)で稼働を開始している。

「Command Center」によるベッドコントロールを紹介

「Command Center」によるベッドコントロールを紹介