2022-7-19
ネットワーク管理とバイタル機器やナースコールを連携して
統合管理するソリューションを提案したアライドテレシス
アライドテレシスは,無線LANと輸液・シリンジポンプやバイタル計測装置などの医療機器やナースコールを連携して,スマートホスピタルの実現を可能にするソリューションを提案した。無線や有線の接続状況などを一元管理しグラフィカルに表示する同社のネットワーク統合管理ソフトウエア「Vista Manager EX」を中心に,バイタル計測装置のデータはイードクトルの「EVIS Cloud」で集約し,装置のアラート通知や位置情報などを合わせて病棟マップ上などに表示する。ブースでは,テルモの血圧計やパルスオキシメータ,イシダの外来患者案内システム,パラマウントベッドの眠りSCAN,フィリップスの生体情報モニタなどとの連携デモを行っていた。そのほか,医療機関のセキュリティ対策のソリューションとして,セキュリティ診断から技術的な対策,スタッフの教育・訓練までをワンストップで提供するセキュリティサービス「Net.CyberSecurity」や,万一感染した場合の“オフラインバックアップシステム”などを紹介した。なお,同社では厚生労働省の「医療機関のサイバーセキュリティ対策チェックリスト」に基づいた脆弱性診断を無償で行えるキャンペーン(https://www.allied-telesis.co.jp/solution/medical/#campaign-1 )を2022年12月10日まで行っている。