2015-7-17
テラリコン・インコーポレイテッドは,ゼロフットプリントの画像ビューワである「iEMV」に,コドニックス社のメディカルイメージインポーター「Integrity」を組み合わせ,外部医療機関の画像を自施設に取り組むソリューションのデモンストレーションを行った。
このソリューションでは,外来患者が持ち込んだ医用画像を収録したCDやDVDをIntegrityで読み込み,テラリコン社のサーバに取り込んだ上で,iEMV上で画像を表示する。外来の受付において容易に作業ができるため,外来の医師が速やか,かつ効率的に紹介患者の症例画像を参照できる。iEMVは,Webベースで利用できるビューワであり,端末ごとにソフトウエアをインストールする必要はなく,電子カルテシステム端末からiEMVを起動し,画像を表示させることが可能である。iEMVは,DICOM画像だけでなく,3D画像やJPEG画像の表示にも対応する。出展者プレゼンテーションセミナーにおいて,東京女子医科大学教授の坂井修二氏が,同院の事例を紹介した。
また,3D画像配信ソリューションの最新製品である「Aquarius Lightning」も披露された。従来の「Volume PRO」に替わる新しい高速レンダリングエンジンを採用し,放射線科内だけでなく,院内各所で高度な画像処理・解析作業を行える。このほか,「Aquarius iNtuition Clientビューアー」の“バーチャルステント”やフュージョン機能もPRされた。
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