2015-7-15
EIZOは,開発中の新モニタや昨2014年から本格参入した手術室向け映像ソリューションなどを展示した。
2016年1月にマイナンバー制度がスタートすることから,プライバシー保護に対応した製品として「マイナンバー対応タッチパネル装着カラー液晶モニタ」を参考出展した。役所や医療機関での受付など,利用者・患者が個人情報を入力するシーンで横からののぞき見を防止する。液晶パネルと表面のタッチパネルの間に保護フィルタを挟むことで,高い耐久性を備える。
手術室をイメージしたコーナーでは,手術室向け映像ソリューション「CuratOR」を紹介した。術場や内視鏡,生体モニタリングなど,さまざまな映像情報を表示する手術室において,映像を集約して簡単に表示できる環境を提供する。映像のレイアウトパターンを登録しておくことで,手術中に簡単に画面を切り替えることが可能。壁面にフルフラットで設置できる「Surgical Panel」も展示し,映像管理ソフトウエアや映像信号マネージャー,モニタ,レコーディングシステム,カメラなどのデバイスやシステムを,ユーザーの要望に応じた最適なソリューションとしてカスタムメイドで提供できることをアピールした。
また,モニタの品質管理のためのホスティングサービス「RadiNET Pro Web Hosting」を紹介。EIZOの品質管理サーバを利用することで,モニタごとのバックライトの状態を一覧で確認するなど,施設内にある全モニタをWebブラウザ上で常時モニタリングでき,院内でのサーバ管理が不要となる。現時点では,ユーザーに無償で提供している。
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