HL7 メッセージ交換 第2版
HL7 メッセージ交換 第2版
2013年7月12日発行
【著者】 Mike Henderson
【企画・監修】 日本HL7協会
本書の内容は,予想通り使い続けられているV2シリーズのメッセージについての解説,V3については,世界でのEHRのドキュメント交換標準となったCDAについての解説,およびこれらの基本となるRIMの解説である。各国語に翻訳され広く使われているだけあり,平易な例とともに,その奥に流れる構造や考え方まで身に付く良書である。ぜひ本書を利用され,大事な患者情報を時代やベンダを超えて保全することで,施設間のスムースな臨床情報連携が可能となり,これらの実装が簡便となることを祈って止まない。
〔日本語訳の刊行にあたってから抜粋〕
(木村通男・浜松医科大学医療情報部教授/日本HL7協会理事長)
◆B5判(並製)1色刷り 206頁
◆刊行:2013年7月12日
定価2,800円(本体3,080円)
発売元:株式会社 インナービジョン
〒113-0033 東京都文京区本郷3-15-1
TEL 03-3818-3502 FAX 03-3818-3522
◆電子ブック 2200円(税込)
http://www.shinanobook.com/genre/book/2388
※電子ブックの立ち読みもできます
医療情報に携わる技術者必携のHL7バイブル
『HL7 医療情報標準化規格─その概略─
』
とセット利用をお勧めします。
A5判(並製)1200円(税別)<送料200円>
目 次
1章 HL7バージョン2.xとは?
2章 HL7メッセージを要素に分解
3章 入院患者のエピソード,手順1:入院メッセージ/ADT
4章 データタイプの紹介
5章 MSHセグメント:メッセージヘッダ
6章 EVNセグメント:イベント情報
7章 PIDセグメント:患者ID
8章 PV1セグメント:来院
9章 OBXセグメント:検査結果
10章 AL1セグメント:患者のアレルギー
11章 DG1セグメント:診断
12章 一般応答メッセージ
13章 MSAセグメント:メッセージ応答
14章 ERRセグメント:エラー情報
15章 入院エピソード,手順2:臨床検査用一般オーダメッセージの使用
16章 ORCセグメント:オーダ共通情報
17章 OBRセグメント:検査要求
18章 オーダ応答メッセージ
19章 入院患者のエピソード,手順3:検査オーダメッセージの使用
20章 TQ1セグメント:タイミングと数量の情報
21章 入院患者のエピソード,手順4:一般オーダメッセージを使用した臨床検査オーダ
22章 ZDSセグメント:画像の追加識別情報
23章 入院患者のエピソード,手順5:臨床検査オーダおよび結果メッセージ
24章 入院患者のエピソード,手順6:患者移動メッセージ
25章 入院患者のエピソード,手順7:患者の移動取り消しメッセージ
26章 入院患者のエピソード,手順8:退院予定メッセージ
27章 入院患者のエピソード,手順9:退院メッセージ
付録 検査,XML,およびV3
用語解説(Glossary)
索 引
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