2013-12-5
日本乳癌検診学会を中心とした検診関連6学会で構成されるNPO法人マンモグラフィ検診精度管理中央委員会は,2004年,特定非営利活動法人(NPO法人)として認可され,マンモグラフィ検診の精度管理における活動を行ってきた。これまでに認定された読影医師,撮影技師は,それぞれ約12000名にのぼる。また,施設画像評価を受けたMMG撮影機装置は,4500台のうち約1600台が認定されている。
日本で2007年から進行中の,超音波検査による40歳代に対する乳がん検診の無作為比較試験(J-STAT)に関連して,超音波検査の精度管理の必要性が浮上してきたことから,2013年3月,将来を見越して超音波検査の検診・精密検査に関する精度管理システム作りを精中委管轄で行うことを理事会で決定。現在の6学会に加えて,超音波検査関連の3学会が参加し,9学会として10月24日,「日本乳がん検診精度管理中央機構(精中機構)」(理事長:森本忠興)と名称および定款変更を行った。超音波検査の教育研修委員会,施設画像委員会等の体制作り,精中機構主催の超音波講習会も開催を計画している。
詳細は,日本乳がん検診精度管理中央機構のホームページを参照。
http://www.mammography.jp/mammo/main.html