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2024-10-18

（株）U-NEXT HOLDINGSのグループ会社である（株）USEN-ALMEX（以下，同社）は，クリニック向けの卓上型セルフレジとして，同社が初めて開発した『FIT-B NEXT（フィットビー・ネクスト）』を2024年10月17日（木）より販売開始する。
『FIT-B NEXT』は，連携方法をバーコード／オンライン^（※1），運用方法をフルセルフ／セミセルフの4通りから選択できるのが特長である。

^{※1 2025年春頃利用開始見込み。}

『FIT-B NEXT』サービスサイト
https://www.usen-almex.jp/products/detail/p-mc-fitbnext.html

クリニックの状況や課題，自動精算機・セルフレジの普及

厚生労働省の調査^（※2）によると，2024年6月時点で全国の一般診療所（クリニック）は10万5,346施設あり，前年同月比で74施設増加している。しかし，医療機関では事務スタッフの慢性的な人手不足が課題となっている一方，コロナ禍以降も患者からの非接触・非対面対応へのニーズが続いている。
これらの背景に加えて，日本医師会ORCA管理機構では医療機関向けにキャッシュレス化を推進するサービス^（※3）を展開しており，今後，クリニックにおけるキャッシュレス化の需要に応えるとともに，クリニックスタッフ，患者双方の課題やニーズに対応する自動精算機や卓上型セルフレジのさらなる普及拡大が予想される。

『FIT-B NEXT』開発に関して

同社は，大規模病院を中心に業界シェアNo.1^（※4）を誇る自動精算機をはじめとした受付（入口）から精算（出口）までを自動化するソリューションを提供している。大規模病院における窓口業務の効率化や生産性向上に貢献してきたノウハウを生かし，2017年よりクリニック向けにも自立型自動精算機『FIT-A』，業界最小スペースで容易に設置可能な卓上型セルフレジ『FIT-B for Clinic』を販売しているが，これまでの販売実績からクリニックスタッフ，患者の双方が最も使いやすい会計業務を追究した，新たな卓上型セルフレジ『FIT-B NEXT』を開発した。
『FIT-B NEXT』は，連携方法と運用方法を選択可能なほか，日本医師会ORCA管理機構のキャッシュレスサービス^（※3）にも対応している。クリニックにおける会計業務の効率化や利便性向上，非接触・非対面対応を実現し，今後増加するクリニックへ導入を推進していく。

^{※2 出典 医療施設動態調査（令和6年6月末概数）
※3 日本医師会員向けキャッシュレスサービス
※4 同社調べ。}

『FIT-B NEXT』概要

製品名称：FIT-B NEXT（フィットビー・ネクスト）
筐体寸法：高さ520mm，幅496mm，奥行600mm（突起物除く）
重量　　：約55kg

特長

・クリニックごとの患者特性やニーズにあわせて，連携方法と運用方法を4通りから選択可能。
・フルキャッシュレス決済対応^（※5）で日本医師会ORCA管理機構のキャッシュレスサービス（1.45%～の手数料^（※6））も利用可能。
・物販など医療費以外の精算が可能（36品目36項目），品目合算での精算対応機能有。
・クリニックスタッフに優しい選べる釣銭補充方法と自動手順付きの締め処理機能有。
・クリニックスタッフ側，患者側の両方に画面のあるダブルモニター。

^{※5 販売開始時はクレジットカードのみ。近日中，QR決済・電子マネー決済対応予定。
※6 クレジットカードのブランドによって手数料率が異なる。提供プランおよび手数料}

連携方法×運用方法

連携方法
バーコード：バーコードを利用し会計情報のみを『FIT-B NEXT』に連携。クリニックは比較的安価に導入可能。
オンライン：診察券を利用し電子カルテシステムに接続することで，患者情報と会計情報が『FIT-B NEXT』に連携。クリニックの会計業務における未収金管理が可能。

運用方法
フルセルフ：患者自身で精算。
セミセルフ：クリニックスタッフが介添えし患者が精算。

各組み合わせの運用フロー

サポート体制

『FIT-B NEXT』導入後も万全な保守・サポート体制を提供する。具体的には，24時間365日受け付け可能な同社独自のコールセンターを利用できるほか，全国20拠点の支社・支店が導入後のトラブルに対応する。

クリニックスタッフ，患者の導入メリット

クリニックスタッフ
・窓口精算，管理業務の効率化と利便性向上。
・患者への釣銭受け渡し間違いによるトラブル防止。
・セキュリティー対策，会計ミスや違算に伴う締め処理時の残業抑止効果。

患者
・窓口混雑緩和による待ち時間の減少，顧客満足度向上。

クリニック向け製品 ラインアップ

同社は，今後もクリニック向け製品のさらなるラインアップ拡充により，医療機関におけるDX支援を強化していく。