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Splink,脳の健康状態を“見える化”。認知症・認知機能低下予防の脳ドック用AIプログラム「Brain Life Imaging」がSeeds Clinic 新宿三丁目など新宿エリアの5つのクリニックで導入Seeds Clinic新宿三丁目とSplinkで共同開発した「記憶力・注意力セルフチェック」の実証実験を開始

2022-3-18

ブレインヘルスケア領域の医療AIスタートアップの(株)Splink(以下「Splink」)は,同社が開発・提供する脳ドック用AIプログラム「Brain Life Imaging®(ブレインライフイメージング)」(以下,Brain Life Imaging®)が医療法人永仁会 Seeds Clinic 新宿三丁目など,東京・新宿エリアの5つのクリニックに導入した。脳血管性リスクを検査する脳ドックが多い中で,同じエリア内で認知症・認知機能低下の予防に向けた脳ドックオプションサービスを複数導入することは異例となる。今回導入したクリニックにおいては,Brain Life Imaging®を活用した脳ドックサービス「脳ドックプラチナ」コースが受診可能となっている。

Brain Life Imaging

 

●サービス提供の背景

認知症の早期発見の重要性
認知症は,高齢化社会において最も深刻な社会課題の一つであり,近年患者数の増加がみられる疾患である。加齢や様々なストレスにより脳が影響(ダメージ)を受けることで,認知機能が低下することが知られている。このような脳の健康状態の変化に先んじて,その10年以上前から脳は萎縮が始まると言われている。

脳萎縮など認知症リスクや認知機能低下リスクへの意識の高まり。
認知機能に関する脳ドックサービスの受診者数が増加傾向
脳ドックは,従来,脳卒中や脳腫瘍といった血管性の脳の病気を見つけるために行われることが多く,主に脳卒中の早期発見に用いられる検査として認知されているが,近年,脳萎縮など認知症リスクや認知機能低下リスクへの意識の高まりに伴い,認知機能に関する検査を希望する方が増加傾向にある。受診者にとっては,比較的に若い年齢から脳の認知機能を測ることにより,将来の認知症に繋がるようなリスク行動を控えることができる,脳に良い生活を意識することができる,というメリットがある。

今回「Brain Life Imaging®」を導入するSeeds Clinic 新宿三丁目は,MRI・CT検査を専門とする画像診断に特化したクリニックで,高精細な画像でわずかな異変も発見できる3.0T MRIを導入している。医師の紹介がなくても受診できる様々な検診コースを用意しており,脳ドックガイドライン推奨の撮影に加え,Brain Life Imaging®を活用したコース「脳ドックプラチナ」が2022年3月から受診が可能となる。「脳ドックプラチナ」コースでは,脳梗塞や脳出血などの検査だけでなく,記憶や学習にかかわりの深い「海馬」領域の体積を測定・可視化し,気づきを届ける。

Seeds Clinic 新宿三丁目のほか,同じ新宿エリアにある新宿追分クリニック/新宿追分クリニック・レディース,新宿トミヒサクロスクリニック,新宿つるかめクリニック,ミラザ新宿つるかめクリニックでもBrain Life Imaging®を活用した脳ドックコースの受診が可能となる。

●東京・新宿エリアのBrain Life Imaging®導入施設

Seeds Clinic 新宿三丁目
東京都新宿区新宿3丁目5-6 キュープラザ新宿三丁目3F
https://www.seeds-clinic.jp/

新宿追分クリニック/新宿追分クリニック・レディース
東京都新宿区新宿3-1-13 京王新宿追分ビル
(7階新宿追分クリニック,8階新宿追分クリニック・レディース)
http://www.s-oiwakeclinic.com/

新宿トミヒサクロスクリニック
東京都新宿区富久町17-2 トミヒサクロス1F
https://www.tomihisa-clinic.jp/

新宿つるかめクリニック
東京都渋谷区代々木2-11-15 新宿東京海上日動ビル3・4F
https://tsurukamekai.jp/index.html

ミラザ新宿つるかめクリニック
東京都新宿区新宿3-36-10 ミラザ新宿7F
https://mirrazatsurukamekai.jp/index.html

●「忘れっぽさが気になる」「注意力不足が気になる」記憶力・注意力を5分でセルフチェックするツールの実証実験を開始

Seeds Clinic新宿三丁目とSplinkは共同で「記憶力・注力セルフチェック」を開発し,実証実験を開始した。クリニックの待合室などで自身のスマートフォンで気軽に操作し,簡易的に記憶力と注意力のチェックを行うことが可能となる。
生活習慣と認知機能は関わりがあると言われている。日々の習慣を整えて,脳にもいい生活(ブレインヘルスケア)を送ることが大切。日常生活で気になることがある方は,脳ドックなどのあたまの検査または医師へ相談。

スマートフォンからチェック可能。
https://web-cq-seeds-poc.web.app/
※このチェックは認知症などの疾患,病状の診断をするものではない。

●医療法人永仁会 理事長/Seeds Clinic 新宿三丁目 院長 石田 二郎氏コメント

「これまで脳ドックは,脳血管系の疾患リスクを検査する方が多かったのですが,近年では物忘れが気になるので受診するという方が増えてきました。
当クリニックの「脳ドックプラチナ」というサービスでは,脳梗塞や脳動脈瘤,脳腫瘍などの病変のほか,海馬の萎縮を高精度に描出でき,健常者データベースで評価し,認知機能の低下に先んじて起こる様態の「変化傾向」を鋭敏に捉えることが可能です。結果を経時的に観察することで,健康な脳を維持する指標を提供することもできます。
脳の疾患は自覚症状が乏しいケースが多いため,無症状の場合でも定期的な受診で早期発見に導くことが重要です。」

●脳ドック用プログラム「Brain Life Imaging®」について

記憶の中枢を司る「海馬」を測定し,脳の健康状態を「見える化」。
認知症予防を促す脳ドック用AIプログラム
本プログラムは,頭部MRI画像をAIで解析し,脳の中でも記憶や学習にかかわりの深い「海馬」領域の体積を測定・可視化,受診者目線のわかりやすいレポートを届けることで気づきを促す,脳ドック用AIプログラム。また,解析データの保存・蓄積により,経年変化を可視化することで,より深い気づきを個々人に提供する。本サービス提供を通じ,Splinkは若年世代からの認知症予防に向けた意識啓蒙を行い,将来的な医療負荷の軽減を目指す・

一般の方向けページ:
https://www.sitelp.brain-life-imaging.com/index.html

 

●問い合わせ先
(株)Splink
https://www.splinkns.com/