2021-10-1
アライドテレシス(株)は,医療機関のユーザーを対象とした「医療機関向け製品(MD型番)」を期間限定特別価格にて,10月1日より注文受付を開始する。
コロナ禍の影響で,患者は家族や友人との面会ができないといった状況が続いており,医療現場では患者向けWi-Fi(病室用Wi-Fi)の需要が高まっている。病院に長期で入院している患者にとっては,家族や友人とのオンライン面会といったコミュニケーションや気分転換,外部の情報を得るためのツールとして,スマホやタブレットを使うことはいまや当たり前となり,医療機関はこの院内ライフラインともいえる,病室でWi-Fiを利用できる環境を整備していく事が今後より重要となる。
一方,総務省の外郭団体である電波環境協議会の調査結果によると,日本全国にある約9,000の病院,その約9割が院内にWi-Fi(無線LAN)を導入しているものの,患者用にWi-Fiアクセスを提供している病院はわずか3割にとどまる。そして,医療機関での導入が進まない理由として,医療機器への動作支障やセキュリティの懸念,収益にならない(コストの懸念)などが挙げられている。
このような背景から,本年度政府は患者用Wi-Fi整備も補助金※1の対象とし,各医療機関もWi-Fi整備に積極的な動きを見せていた。補助金申請期間は9月末日をもって締め切られたが,同社では医療機関へ協力し患者用Wi-Fi整備の需要に積極的に応えるため,選りすぐったネットワーク機器を期間限定で標準価格の最大10%OFF特別価格で提供する。同社は引き続き快適な病院環境づくりへの寄与と患者目線での充実した療養環境の実現と普及を支援していく。
■医療機関向け製品(MD型番)
リリース日:2021年10月1日(金)受注開始
提供期間:2021年10月1日~2022年3月31日
対象製品と価格は下記URLより。(保守付き型番は対象製品には含まれない。)
https://www.allied-telesis.co.jp/campaign/medical_md/index.html
■医療機関向け製品の適用例(患者用Wi-Fi整備)
※1)令和3年度新型コロナウイルス感染症感染拡大防止・医療提供体制確保支援補助金:
厚生労働省から交付される補助金。患者向けWi-Fi(病室Wi-Fi)整備も補助金対象であったが2021年9月30日で受付終了した。
詳細は厚生労働省ホームページを参照。https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_17941.html
注)本製品は,医療ユーザーへの限定販売。
注)記載されている商品またはサービスの名称等はアライドテレシスホールディングス(株),アライドテレシス(株)およびグループ各社,ならびに第三者や各社の商標または登録商標。
●問い合わせ先
アライドテレシス(株)
https://www.allied-telesis.co.jp