2021-5-13
(株)東陽テクニカは,PSP(株)が取り扱う医用画像管理システム(PACS※1)「EV Insite net」と,東陽テクニカが取り扱う整形外科デジタルプランニングツール「mediCAD」がシステム連携を開始したことを発表した。
本連携により,ユーザはPSP社のシステムと東陽テクニカのツールを一体的に利用することができる。医師の術前計画で活用される「mediCAD」は,従来の方法でPACSと接続する場合,ツールの起動やレントゲン画像の取得に時間を要していた。PACSとの一体的な利用が可能になることで,整形外科医が術前計画をより短時間で作成できるようになり,医師の負担軽減に貢献する。
※1 PACS:Picture Archiving and Communication System
●PSP社 「EV Insite net」について
「EV Insite net」は各診療科医や院内スタッフにわかりやすくやさしい医用画像管理システム(PACS)として,フィルムレス運用における画像管理の主軸を担うシステム。即時に画像表示ができ,拡大や過去比較も自在に行うことが可能。
・ 製品ページURL(医療従事者向け):https://www.psp.co.jp/sol_evn.html
●東陽テクニカ 「mediCAD」について
「mediCAD」は2019年より東陽テクニカが国内販売を手掛けている,整形外科の術前計画を支援するソフトウェア。術前計画や整形外科における複雑な計測を簡単かつ正確に実施でき,従来の計画作成に必要な時間を削減することが可能。チュートリアル動画に従うだけで,人工関節置換術や骨切りなどの術前計画ワークフローに沿ったプランニングができる。人工関節置換術のプランニングでは,100社以上のインプラントメーカーの人工関節テンプレートデータに対応したライブラリから即座に目的のデータを選択することができる。複雑なプランニングをサポートする豊富な機能を備えている。
・ 販売名:整形外科デジタルプランニングツール 「mediCAD」
・ 医療機器認証番号:303ADBZX00010000
・ 製品ページURL:https://www.toyo.co.jp/medical/products/list/contents_type=2834
(医療従事者向け)
●問い合わせ先
(株)東陽テクニカ
TEL 03-3279-0771
https://www.toyo.co.jp/