2021-1-14
(株)メディアコンテンツファクトリーは,新型コロナウイルスの感染対策として,2020年4月より2021年4月末までの期限でWEB問診SymView[シムビュー]の一部機能を無償で開放していたが,全国的な感染再拡大を受け,無償提供期間を延長することとなった。
●SymView Covid19 PROJCTについて
WEB問診SymViewは,2020年4月3日より,医療機関の感染対策に役立ててもらうため,新型コロナウイルス感染症の問診を含む一部機能を無償で提供している。
同社は,この取り組みを「SymView Covid19 PROJECT」とし,全国200施設以上の医療機関に無償でサービスを利用されている。当初,無償での提供期間は約1年間を予定していたが,昨今の感染再拡大の状況を鑑み,2021年10月31日まで延長することとなった。
●WEB問診SymViewによる感染対策
院内感染リスクを最小化するためには,1)患者の来院前にトリアージを行うことならびに感染リスクに応じた対応をすること,2)接触感染リスクのある患者との「もの」のやり取りを減らすこと,3)待合室での滞留時間を短くし,密を避けることの3点が重要。下記を実現できるよう,WEB問診SymViewの機能を提供する。
・SymViewによる感染対策1:来院前の事前トリアージ
WEB問診SymViewは,完全にクラウド化したサービス。各医療機関のホームページや予約システムにリンクを貼ることで,「来院前」に患者自身のスマートフォンであらかじめ問診を入力することが可能。医療機関側は,管理画面から問診内容を確認できる。問診内容には,新型コロナウイルスに関連する質問が設定されており,感染の疑いがある場合には,アラートが表示される。この機能により,医療従事者は,患者の来院前に感染リスクを把握することができる。感染の疑いが強い場合には,ほかの患者とわけて来院時間を指定する等,感染リスクに応じた患者対応が可能。
・SymViewによる感染対策2:接触感染リスクの低減
従来の紙の問診票は,問診票,クリップボード,ボールペン等,医療従事者と患者間のものの受け渡しによる接触感染のリスクがある。一方,WEB問診SymViewでは,患者自身のスマホで問診を入力することができるため,ものの受け渡しをする必要がなく,接触感染のリスクを減らすことが可能。
・SymViewによる感染対策3:待合室での滞留を減らし密を防止
WEB問診「SymView」は院内での待ち時間削減にもつながる。患者が待合室で問診票を記入する時間が削減できるため,患者の滞留時間を短くすることができる。これにより待合室に患者が密集することを回避し,院内感染防止につながる。
■利用の流れ
無償版の提供となる本プロジェクトでは,内科,小児科,耳鼻咽喉科,皮膚科,整形外科,婦人科の簡易問診(日本語のみ)を用意。すべての問診に新型コロナウイルスの感染リスクの質問を含み,感染リスクのトリアージが可能。
<利用の流れ>
1) 対象: 既存の医療機関(病院/診療所どちらも利用可)
2) 期間:2021年4月30日まで→2021年10月31日までに延長
3) 申込み方法:
下記サイトの申込みフォームより申込み。申込み確認後,同社より連絡。
https://www.media-cf.co.jp/service/symview/covid/
※無償版から自動的に有償版に切り替わることはない。
■ SymViewサービスサイト
https://www.media-cf.co.jp/service/symview/
●問い合わせ先
(株)メディアコンテンツファクトリー
https://www.media-cf.co.jp/