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がん対策推進企業アクション ,『Working RIBBON(略称:Wダブル RIBBONリボン)』 女性の「がん」に対する理解を深める賛同企業募集中- 企業における女性のがん対策活性化に向けた会議 -

2020-10-19

 Working RIBBON(W RIBBON) 2つのリボンは子宮頸がんと乳がんを表し,ともに早期発見・早期治療を目指した取り組みを目指す。

 Working RIBBON(W RIBBON)
2つのリボンは子宮頸がんと乳がんを表し,
ともに早期発見・早期治療を目指した取り組みを目指す。

厚生労働省の委託事業で企業等におけるがん検診の受診率向上等を目指す「がん対策推進 企業アクション」では,企業における女性のがん対策を活性化させるため,2020年10月上旬から女性会議「Working RIBBON(略称:Wダブル RIBBONリボン)」を立ち上げることとなった。昨今の女性のがん検診受診率向上に向けた対策の成功事例では,職場における取り組みを主導するキーパーソンの存在,啓発を通した本人の自発性を高める取り組みがあるなどの特徴が明らかになってきた。そこで本プロジェクトでは,(1) 職域に的を当て,(2) 子宮頸がん,乳がんの2つのがんを軸に,(3) 女性の経営幹部やリーダーが中心となり「女性のがん」に対して理解を深め,対策を呼びかける。また,このプロジェクト設立にあたり,効果的に推進するうえで有用な助言・提言等を行うオフィシャルサポーターを任命し,年代の枠を超えた幅広い活動を展開していく。

現在,最新の統計によると,女性が生涯でがんと診断される確率50.2%となり,とうとう半数を超えた(2017年データに基づく,国立がん研究センター 令和2年7月6日発表)。日本では,就労世代の50歳代前半までは女性のがんが多く,20~30歳代のがんの80%は女性が占めている。特に乳がんは40歳代をピークに増加している。

働く女性が就労人口の半分に迫ろうとする現在「Working RIBBON」では,企業における女性特有のがんにターゲットを絞った,予防・早期発見の啓発,就労支援等のがん対策を子宮頸がん,乳がんの2つのアイコンを合わせたモチーフに取り組む。本プロジェクトは,雇用者の視点も取り入れた対策の推進により,大切な従業員とその家族の健康を守る。「Working RIBBON」の活動概要は以下の通り。

<Working RIBBONの活動概要>

1)名称:厚生労働省委託事業 がん対策推進企業アクション
女性会議「Working RIBBON」(略称:Wダブル RIBBONリボン)

2)活動の目的
女性の「がん」を知り理解を深めるとともに,未然の予防・ 早期発見を強力推進する。また,がんに罹患しても安心して
働き続けられる企業の就労環境の改善と支援策を促進する。

3)活動の目標
女性の経営者やオピニオンリーダーが中心となり,メッセー ジ(宣言)を発信して継続的な社会啓発を行うとともに,企業における就労支援を呼びかける。

4)各企業における取り組みの推進
(1) 女性のがんを知るため,勉強会(オンラインセミナー等) への参加を通じて学ぶ機会を提供する。
(2) アクション(活動)を発信するため,「Working RIBBON宣言」を行い,社内外にその活動を発信するとともに,啓発,研修,社内制度の整備などを推進していく。

発足に伴い,がん対策推進企業アクション事務局では,今後「Working RIBBON」に参加する企業を広く募集していく。参加ルールや応募規定は以下の通り。

<Working RIBBON設置後の企業募集について>

◇「Working RIBBON」参加ルールと応募規定
「Working RIBBON」の参加にあたり,下記のルールに則り活動を進める。なお,このプロジェクトはがん対策推進企業アクションに登録している企業限定。未登録の企業は企業登録をしたのちに参加資格が提供される。参加希望企業はがん対策推進企業アクションのオフィシャルサイトから専用サイトをアクセスし,必要事項を記入の上登録。
オフィシャルサイト https://www.gankenshin50.mhlw.go.jp/

1)Working RIBBON 宣言
今後,女性のがんの予防・早期発見,就労支援に取り組むことを宣言します。
2)女性経営幹部,リーダーの参画
各企業,団体につき1名以上,所属,役職を明らかにして参画します。
3)勉強会,オンラインセミナーの受講
「Working RIBBON」の指定する講座を1つ以上受講し,正しい知識を習得します。
(※参加企業,団体の従業員は,Working RIBBON専用ロゴを使用することができる。)

◇今後の活動スケジュール
令和2年11月頃  第1回女性会議開催予定
※令和3年度の活動に向け,オンラインセミナー準備,ネットワーキング,企業への賛同
呼びかけ用リーフレットの作成を検討。

◇がん対策推進企業アクション女性会議「Working RIBBON」
顧問:
中川恵一先生(東京大学医学部附属病院放射線科准教授,がん対策推進企業アクションアドバイザリーボード議長)
林  和彦先生(聖マリアンナ医科大学 客員教授)

オフィシャルサポーター(五十音順)10月15日時点
秋本可愛(株式会社Blanket代表取締役)/生稲晃子(女優、がん対策推進企業アクションアドバイザリーボードメンバー)/石戸奈々子(NPO法人CANVAS理事長,慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授)/猪熊真理子(OMOYA Inc.代表取締役社長,女子未来大学ファウンダー)/川崎貴子(リントス株式会社代表取締役)/小室淑恵(株式会社ワークライフバランス代表取締役)/今野由梨(ダイヤル・サービス株式会社代表取締役社長)/高橋ゆき(株式会社ベアーズ取締役副社長)/武田雅子(カルビー株式会社常務執行役員 CHRO兼人事総務本部本部長)/塚本恵(キャタピラージャパン合同会社代表執行役員)/TOKCO(株式会社レーマン代表取締役)/中野 恵(健康保険組合連合会 参与)/成田妙庫(東京都社会保険労務士会副会長)/樋口亜希(株式会社Selan「お迎えシスター」代表取締役)/水田悠子(株式会社encyclo代表取締役)/水谷仁美(HACCI’s JAPAN C.E.O)/村上由美子(経済協力開発機構(OECD)東京センター所長)/山田メユミ(株式会社アイスタイル取締役 共同創業者)

 

●問い合わせ先
がん対策推進企業アクション事務局  
担当:大和,永田
TEL 03-6441-6574