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富士フイルム,飛沫低減機能付きマウスピース「B1(ビーワン)」・内視鏡カバー「P1(ピーワン)」新発売内視鏡診療時の飛沫による新型コロナウイルス等の感染リスクを低減

2020-9-29

富士フイルム(株)は,内視鏡診療時の,被検者からの飛沫による医療従事者の新型コロナウイルス等の感染リスク低減を目的とした2種の内視鏡用アクセサリーとして,飛沫低減機能付きのマウスピース「B1(ビーワン)」および内視鏡カバー「P1(ピーワン)」を富士フイルムメディカルを通じて10月1日より発売する。
新型コロナウイルスの主な感染経路は「飛沫感染」・「接触感染」とされている。*1*2 経口・経鼻からの上部消化管の内視鏡診療では,被検者の咳込みや嘔吐反射を誘発する場合があり,飛沫によるウイルスの拡散*3 が懸念される。また,下部消化管内視鏡診療においても,ウイルス感染の可能性が指摘されており,*3*4 内視鏡の診療現場では防護具などによる感染対策がとられている。

今回同社は,新型コロナウイルスをはじめとするさまざまな病原体による,医療従事者の感染リスク低減をサポートする2つの内視鏡アクセサリーを開発した。

<マウスピース「B1」の特長>

マウスピース「B1」の特長

 

「B1」装着時のイメージ画像

 

<内視鏡カバー「P1」の特長>

 

内視鏡カバー「P1」の特長

 

富士フイルムは,今後もさまざまな医療現場のニーズにこたえ,医療現場を支援するとともに,人々の健康維持増進に貢献していく。

*1 The National Health Commission of the People’s Republic of China.
 http://www.nhc.gov.cn/xcs/zhengcwj/202002/8334a8326dd94d329df351d7da8aefc2.shtml
*2 Yu IT, Li Y, Wong TW, et al. Evidence of airborne transmission of the severe acute respiratory syndrome virus. N Engl J Med. 2004;350:1731–1739.
*3 Wang J, Du G. COVID-19 may transmit through aerosol. Ir J Med Sci. 2020
*4 Gu J, Han B, Wang J. COVID-19: Gastrointestinal manifestations and potential fecal-oral transmission. Gastroenterology. 2020
*5 販売名:マウスピース MPC-ST 届出番号:14B1X10022A00001
*6 200mm×40mmの範囲に付着した飛沫の数を比較した自社実験結果。

●製品名称
1. 販売名:マウスピース B1 届出番号:14B1X10022A00013
2. 販売名:内視鏡カバー P1 届出番号:14B1X10022A0C013

●発売時期
2020年10月1日

●主な仕様

主な仕様

 

●問い合わせ先
富士フイルムメディカル(株)営業本部 マーケティング部
TEL 03-6419-8033
http://fms.fujifilm.co.jp/